堂本剛、『KANZAI BOYA』誕生秘話と相方・光一への思い明かす

KinKi Kidsの堂本剛が3月23日放送のラジオ『KinKi Kidsどんなもんヤ!』に出演。5月5日にリリースする新曲『KANZAI BOYA』について語った。

この日の放送では、剛が作詞作曲した新曲『KANZAI BOYA』について話が繰り広げられた。剛は、去年のコンサートで披露するために、自身が作詞作曲した曲だと告白。『KANZAI BOYA』は「僕たちKinKiが、一番最初にジャニーさんにつけてもらった名前」だと明かした。剛は「ジャニーさん亡き今、その名前が愛おしいな、なんて」と気持ちを語った。

去年、2年ぶりのドームコンサートを開催したKinKi Kids。開催するにあたって剛は、デビュー前の曲なども聴いていたそうで「その中で、過去にずいぶんと触れていた時間が多かったのでKANZAI BOYAって名前懐かしいなってちょっと思ったんですよ」と振り返った。コンサートの中で、相方・堂本光一から「ワンコーナーやれば」と提案を受けたという剛。そのときに作った曲が『KANZAI BOYA』だと明かし「ワンコーナーのために、ただ作っただけの曲ではあるんですよ」と説明した。

さらに剛は「それを光一が『シングルにすればいいやん』とかって言い出して。『あれ冗談で言ってんのよな?』とか言ってたら、(周りが)『いや、(光一は)意外と本気なんですよ』って。どうしたんかな?って」と光一の提案に驚いたことを告白。「でも、光一の中でも社長が亡くなって、昇華しきれてないのよなあ。それは隣で見ててすごいわかるんですよ」と光一の気持ちを汲んでいた。続けて剛は「こういう作品をリリースすることで、あいつの中でも区切りじゃないけど、気持ち的になにかあるんだろうな、ってことは思ってるんですよ」と予測し「とにかく光一くんもそう言ってるんであれば、光一くんのためにも、って言い方もおこがましいですけど、そういう気持ちもあって、リリースしましょうということで踏み切ったんですよね」と改めて『KANZAI BOYA』をリリースすることになった経緯を明かした。

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