西島秀俊&内野聖陽「きのう何食べた?」が2021年待望の映画化

テレビ東京系で2019年に放送された西島秀俊と内野聖陽のダブル主演ドラマ「きのう何食べた?」が、映画化されることが発表された。

2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(西島)と、その恋人で人当たりのいい美容師・矢吹賢二(内野)の男2人暮らしを、日々の食卓を通じて描く同作は、19年4月クールにテレビ東京系で放送され、深夜ドラマ枠としては異例の大ヒットを記録。さらに20年元日には正月スペシャルドラマが放送された。

今回の映画化について、西島は「ドラマからずっと応援してくださった皆さまのお力で、映画化が決定しました。ケンジや仲間達との再会が今からとても楽しみです。スクリーンでより丁寧に、2 人の温かく優しい生活をお届けしたいと思います。劇場版でも変わらぬ2人の姿をご覧いただけるよう、心を込めて演じたいと思います」とコメント。

そして、内野も「テレビドラマで育ってきた実写版『きのう何食べた?』がスクリーンにのる日が来ようなんて! うれしいの一言に尽きます。でもケンジの愛が銀幕の中で暑苦しくならないように、男性同士の愛の生活をより自然体で表現できたらいいなと思っております!」と意気込んでいる。

監督は中江和仁氏、脚本は安達奈緒子氏とドラマ版のタッグが続投。原作者である漫画家・よしながふみ氏は「ドキドキです! 深夜に放送された30分ドラマのささやかで幸せそうなシロさんとケンジの世界観はそのままに、ごほうびのように素晴らしい景色の中で2人がたたずむ美しい映像をスクリーンで見られたらすてきだなあと思っております」と、映画化への喜びを語った。

出演は西島、内野のほか、山本耕史、磯村勇斗、マキタスポーツ、田中美佐子、梶芽衣子ら。2021年全国東宝系で公開予定。

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