溶融核燃料取り出しに1兆円超

福島第1原発、31年度末までに

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廃炉作業が続く東京電力福島第1原発=2月21日

 東京電力ホールディングスは30日、福島第1原発1~3号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出し準備などのため、2031年度末までにかかる費用として1兆3700億円が想定されると発表した。

 内訳は2号機の内部調査や1~3号機建屋の除染などに3300億円、2、3号機のデブリ取り出し設備などに1兆200億円、2号機のデブリの試験的取り出しなどに200億円。31年末までの廃炉作業内容などを具体化した「廃炉中長期実行プラン」を27日に公表したことを踏まえ、算定した。

 これまではデブリ取り出し費用が算定できていないなどとして、20年3月期の業績予想は未定としていた。