きのう29日、長野県内7人目となる「新型コロナウイルス」の感染者が確認されました。県はきょう、この感染者の「行動歴」や「濃厚接触者」について明らかにしました。
感染が確認されたのは、飯田保健所管内に住む20代男性です。この男性は、帰省中に感染がわかった20代男性の「濃厚接触者」の1人で、23日と25日に外出した際に同行していました。26日に喉の痛みがあり、28日に発熱や咳の症状が出たため検査し、29日、「陽性」が判明しました。
県はきょう、男性の「行動歴」や「濃厚接触者」について明らかにしました。男性は、発症後の26日、飯田保健所管内、27日は伊那保健所管内に出かけていました。いずれも、公共交通機関は利用せず、不特定多数との接触はないということです。また、外出の際はマスクを着用していました。
男性の「濃厚接触者」は、家族3人とそのほか7人の合わせて10人が確認されています。全員症状はなく、家族3人については、PCR検査を行い「陰性」だったということです。
一方、帰省中に感染がわかった20代男性の残る濃厚接触者7人は、検査の結果、きょう「陰性」が確認されました。
県内の感染者は累計で8人、このうち3人が退院しています。