女生徒の制服盗んだ41歳神奈川県職員を免職 「交際相手に…」

神奈川県庁

 学生服専門店で女子生徒用の制服などを盗んだとして、県は30日、住宅営繕事務所の男性技師(41)を懲戒免職処分にした。同職員は当初、「交際相手に着せるつもりだった」などと認めていたが、否認に転じたという。

 県によると、職員は昨年1月22日と3月5日、相模原市内の商業施設で閉店間際に制服など計約18万円相当を盗んだという。相模原北署は6月、窃盗容疑で書類送検。横浜地検相模原支部は9月に不起訴処分とした。職員は16年にも別の窃盗事案で停職1カ月の懲戒処分を受けていた。

 県はまた、特別支援学校の児童の頭をたたいたとして、子ども自立生活支援センター主査の男性再任用職員(61)を減給10分の1(1カ月)とした。職員は昨年9月、通学支援でマイクロバスに添乗した際、興奮した入所児童の歯が左手に当たったため、頭を右の平手で1回たたいた。

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