関電金品受領、93人処分 業務改善計画提出

関西電力は30日、金品受領問題の再発防止に向けた業務改善計画を経済産業省に提出した。金品を受け取った役員ら82人の処分も発表し、処分対象者は計93人となった。東レ出身で前経団連会長の榊原定征(さかきばら・さだゆき)氏を会長に充てる人事も発表した。6月の株主総会を経て就任する。関電の森本孝(もりもと・たかし)社長は大阪市で記者会見し「信頼回復へのスタート地点に立った。全く新しい関電を創生する」と述べた。

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