スマホ課題 オンライン会議で考察 今春、天城中卒の山本さん参加

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山本さんらと公開オンライン会議で意見交換する竹内准教授(左)=東京

 天城中(倉敷市)を今春卒業した山本ひまりさん(15)が、インターネットやスマートフォンの利用を巡る課題について意見を交わす公開オンライン会議に電話で参加し、子どもと大人が一緒に解決策を考える大切さを訴えた。議論の様子は主催団体の一つ「日本ユニセフ協会」(東京)のホームページで近く公開される。

 スマホの適切な利用を考える「OKAYAMAスマホサミット」(岡山県教委など主催)のメンバーを2年間務めた山本さん。「ネットいじめ」に関する議論では、攻撃的な言葉が書き込まれるネットの現状を踏まえ「大人の多くは『ネット=悪』と決めつけるため、ネット関連で大人に相談したくてもハードルが高い」と指摘した。

 「ネットの信頼性」もテーマとなり、山本さんは、日々飛び交う新型コロナウイルス関連のフェイク(偽)ニュースの存在を説明。「だまされないように行動する『自律』のためには、家族らのサポートがあれば心強い。大人と子どもの話し合いの機会がもっと増えれば」と期待した。

 会議は25日、スタジオとした協会と、全国の中学生らとを映像や電話で結んで行われた。ネットの問題に詳しい竹内和雄・兵庫県立大准教授が進行役を務め、動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信された。