東長崎に児童発達支援センター 社会福祉法人おおぞら「ポランのひろば」

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訓練室の遊具で遊ぶ保育園の子どもたち=長崎市、児童発達支援センター「ポランのひろば」

 社会福祉法人「おおぞら」(赤瀬憲市理事長)は4月1日、長崎市宿町に児童発達支援センター「ポランのひろば」を開所する。未就学児の早期療育や、18歳までの放課後デイサービスを展開する。市東部地区では初めて。また、併設する保育園や学童クラブと相互交流し、子どもたちの成長や発達を支援していく。

 センターは障害のある子どもたちが通い、療育だけでなく、生活で自立するために必要な訓練をする。対象は0~18歳までの支援が必要な子どもで「通所受給者証」の認定が必要。
 おおぞらはこれまで、つばさ保育園や三つの学童クラブ、市橘地区子育て支援センターを運営。保育園で過去、療育につなげられなかった事例があり、空白地の東部地区で通いやすい環境を整えようと、国と県の補助を活用して建設した。
 「ポランのひろば」は、木造2階建てで、延べ床面積660平方メートル。木目調で温かみがある館内には、遊戯室や訓練室、個室の自閉症室などがある。職員は保育士や児童指導員のほか、作業療法士、臨床心理士など計13人。▽毎日単独通所(午前9時~午後2時半)▽親子通所(申し込み制)▽放課後デイ-に加え、保育所等訪問支援もする。
 隣接する保育園の園児や学童クラブの児童らとも交流。園庭やアスレチックフィールドがある里山、ヤギの飼育といった幅広い活動を通し、感覚や運動能力、仲間と関わる力などを養っていく。
 毛谷村裕子理事は「子にとっては自分を知る、自分を認める場所。親にとっては子育てのパートナーとして、一緒に子どもたちを育んでいきたい」。作業療法士で児童発達支援管理責任者の岩本悠(はるか)さんも「心が動けば体も動く、がモットー。お母さんたちの悩みや不安に寄り添って解決していく」と話す。
 今後は、保護者や保育士への研修も予定。見学や相談も随時受け付けている。問い合わせは、ポランのひろば(電095.839.5400)。

完成した「ポランのひろば」。見学や相談を受け付けている
隣接する保育園の園庭や里山なども利用し、幅広い活動に取り組む(おおぞら提供)