鉄骨造より軽くて強い木造施設の最新トレンド! オリジナル構造部材と一貫体制でリードするポラスグループの底力

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保育園や幼稚園、病院や医療施設、老人ホーム、高齢者住宅、事務所などでいまトレンドなのが、建築物の木造化。

そんな木造施設の最先端をいく“木造社屋”が、埼玉県越谷市に出現した。

ポラスグループの品質検査を担うカンパニー「住宅品質保証株式会社」の新社屋『テクノ キューブ』。

手がけたのは、木造建築を得意とするポラテック(POLUS-TEC)。ポラスグループで一貫施行した最新事例だ。

この新社屋 テクノ キューブは、ポラス暮らし科学研究所が開発したオリジナル構造部材「合せ柱」「合せ梁」「重ね梁」と、CLT耐力壁を組み合わせた地上3階建て・準耐火建築物。設計・施工はポラテックが担い、約7か月で完成させた。

外から見てもなかにいても、木材の温かさが露出していて、鉄骨造(S造)のオフィスよりもビジュアルも気分もリラックスできる。木の香りをうっすら感じる空気もいい。

新社屋では経理などをのぞく社員用デスクはフリーアドレス(自由席)に。集中モードやリラックスモードといった各モードにあわせて自由に席を移動できる。

また、社内外の書類をすべてをデジタル管理することでペーパレス化を実現させ、すっきりとしたオフィス空間に変貌した。

このポラスグループが手がける木造施設の最新事例をみながら、木造施設のトレンドと特長をみていこう。

ポラスG一貫体制で、鉄骨造より強くて軽い木造施設をシンプルに実現

まず、意外と知られてない木造施設のメリットについて。

オフィスビルや学校校舎などで一般的に採用されている鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨造(S造)に比べ、木造は、基礎・地盤改良コストを安くおさえられ、減価償却が早いのがメリットのひとつ。

木の引張強度は鉄の4倍、圧縮強度はコンクリートの6倍と、強くて軽い素材。

また、木造建物の重量は鉄骨造の半分であることから、それと地面をつなぐ基礎・地盤改良コストが安くおさえられる。

こうしたアドバンテージをもつ木造の“素質”に加え、ポラスグループオリジナル構造部材「合せ柱」「合せ梁」「重ね梁」などを採用することで、こんなメリットをもたらしてくれる↓↓↓

・特注部材の納期待ちなし
・着工前工期を削減
・特殊加工機用データ作成の手間を削減
・一般流通材使用で搬入路のせまい土地でも建設可能
・一層ごとに下から順に建てられる

「国内唯一の木造ゼネコンをめざす」

これら木造施設のメリットを活かして建設したことで、この新社屋 テクノ キューブは、「一般戸建て住宅とほぼ変わらない工期で、住宅の20戸ぶんサイズのオフィスビルを建設できた」という。

そしてグループならではの利点も。

ポラスグループは、材料調達から、生産量日本一のプレカット(建築用木材基礎加工)工場、敷地調査・地盤改良、CAD設計・構造計算、建設施工、アフターサービス・管理、リフォーム、エネルギー、資産活用といったすべてをグループ直営一貫体制で関わることで競合と差別化を図っている。

ポラスグループは今後、ポラテックを核とした木造施設の展開を強化。オリジナル構造部材の開発や、現場管理者クラスをゼネコンへ出向させるなどで品質向上を重ね、「国内唯一の木造ゼネコンをめざす」という。

<ポラテック>
http://www.polus-tec.jp/

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