拡大して、よおく見てみると……
3月29日に急逝した志村けんさんの悲報を受けた女優の足立梨花さんのインスタグラムのストーリーの投稿が一部で話題となっています。
足立さんは志村さんの訃報が世間に報じられた3月30日の夜、ストーリーを投稿。青空の中、桜の花が美しく咲いている写真を一枚掲載していたのですが、よくよく見ると、真ん中あたりに写っている桜の花の上に、白抜き文字で「わたしが◯ね◯よかったんだ」「◯◯◯◯◯いいんでしょみんな」(◯のところは解読できず)と小さい文字が書かれていたのです。
足立さんといえば志村さんと『志村でナイト』(フジテレビ系)で共演していた仲。志村さんのコロナウイルス感染が判明した直後の3月25日には、自身のTwitterにて「ええっと、、、とりあえず。1カ月以上会ってませんので大丈夫です」と投稿し、志村さんの名前は出さずに現状報告していました。しかし、志村さんへの気遣いの言葉が無かったために、Twitterでは批判的な意見が続出。その批判を受け、足立さんは改めてTwitterを更新し、
「みんなが私を気にしてくれてたからの報告なんです。そういう問題じゃないとおっしゃってますが、そういう問題でもあるんですよ。毎日いろんな方と仕事している私は人と接触する機会も多い、安全第一でこれ以上コロナを広げないようにしないといけないんです。いろんな方が危機感を持つべきなんです」
と意見を述べたものの、批判は止まらない事態となっていました。
足立さんは志村さんの訃報を受け、3月30日に事務所を通じて「完璧じゃない私を温かく見守ってくださっていた志村さん。コントで迷った時も『こうすればいいんじゃない?』とさりげなく教えてくださり導いてくださいました」と感謝を示し、「お父さんとのコントまだやりたかった。悔しいです。寂しいです」と哀悼の気持ちを記されていました。
「足立さんのストーリーの意味深投稿については、志村さんの訃報のショックに加え、ネットのバッシングが彼女の心をかなり疲弊させたのでは。コロナウイルスが悪いのであって足立さんは何も悪くないのに、志村さんを喪ったファンの悲しみや、やるせなさの矛先が彼女に向いてしまっているのではないかと、Twitterでの彼女へのユーザーからのコメントを見て思ってしまいますね」(芸能事務所勤務)
偉大な先輩を亡くして憔悴しているところに世間からのバッシングが止まらないのは何とも気の毒……。志村さんの訃報以降も足立さんに対して批判的なコメントをつけ続けている人たちには、今いちど冷静になってもらいたいものです。