外務省、不要不急の海外渡航中止求める 多くの国に感染症危険情報「レベル3」、全世界に「レベル2」

外務省は3月31日、欧州やアジアなど幅広い国に感染症危険情報「レベル3(不要不急の渡航中止勧告)」を発出した。

不要不急の渡航を中止するよう勧告する「レベル3」に引き上げられた国は、インドネシア、韓国、シンガポール、タイ、台湾、中国、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、エクアドル、ドミニカ国、チリ、パナマ、ブラジル、ボリビア、アルバニア、アルメニア、イギリス、北マケドニア、キプロス、ギリシャ、クロアチア、コソボ、スロバキア、セルビア、チェコ、ハンガリー、フィンランド、ブルガリア、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モルドバ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、イスラエル、エジプト、トルコ、バーレーン、コートジボワール、コンゴ民主共和国、モーリシャス、モロッコの49ヶ国・地域。

それ以外の全世界の全ての国は、「レベル2(不要不急の渡航自粛勧告)」に引き上げた。

新型コロナウイルスの感染者は、3月31日現在で、世界176ヶ国・地域で約76万人以上に達している。感染拡大のスピードが加速しており、最初の10万人に達するまで60日以上を要したものの、直近ではわずか2日間で10万人以上増加している。日本でも、海外で感染し、国内に移入したと疑われる感染者が、連日10人以上確認されている。

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