小3女児が「危険物取扱者」合格 震災報道で防災・消防に興味「自信ついた」

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取得した危険物取扱者丙種の免状と、使い込んだ参考書を手に笑顔を見せる岡村さん(京都市右京区)

 京都市右京区の宇多野小3年岡村京香さん(9)が、2月に行われた国家資格「危険物取扱者」丙種の試験に、初挑戦で合格した。消防試験研究センター府支部によると、小学生の受験や合格は珍しいという。岡村さんは「頑張ってよかった。自信につながった」と笑顔を見せる。

 危険物取扱者の丙種は、ガソリンや灯油などの危険物を取り扱える資格。試験では化学や法律、消防の知識が問われる。岡村さんが受験した試験は府内合格率45.4%だった。
 岡村さんは、東日本大震災や熊本地震の報道がきっかけで、防災や消防に興味を持つようになった。地震対策を自分で調べたりする姿を見た父親から受験を勧められたという。
 試験勉強は昨年10月ごろにスタート。参考書には学校で習っていない言葉も多かったが、辞書を引き、父に教えてもらいながら、毎晩机に向かった。
 試験本番は「周りは高校生や大人ばかりで緊張した」というが、間違いは3問のみという好成績で合格。「勉強は難しかったけれど合格できてうれしい。一番難しい甲種にも挑戦したい」と話す。