宝塚ホテル、94年の歴史に幕 宝塚大劇場隣に移転し5月14日開業へ

阪急阪神ホテルズは、1926年から営業してきた宝塚ホテルの営業を、3月31日の宿泊をもって終了し、5月14日に移転して再開業する。

宝塚大劇場オフィシャルホテルである宝塚ホテルは、現在は劇場から徒歩6分、宝塚南口駅前に位置する。

新ホテルは、宝塚大劇場の西隣に移転し、阪神間モダニズムと称されるクラシカルな現ホテルのデザインを継承する。切妻屋根の壁面などに描かれている植物モチーフのレリーフや、建物の外壁を特徴づけるドーマー窓と半円形屋根、アーチ付き天井を持つ回廊、階段の手すりに施された装飾などを復元し、緞帳やシャンデリアは移設する。客室数は200室で、レストラン3店舗、宴会場4室、ラウンジ、売店などを設ける。予約受付はすでに開始している。

© Traicy Japan Inc,