紅白黒、ツバキあでやか 京都の寺で公開

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境内に咲き誇る色とりどりのツバキ(京都市左京区・霊鑑寺)

 ツバキの名所として知られる京都市左京区鹿ケ谷の霊鑑寺で庭園や書院を特別公開している。訪れた人は、甘い香りに包まれた境内で色とりどりの表情を見せるツバキを楽しんでいる。4月5日まで。

 同寺は、後水尾天皇の皇女を開基として、江戸時代前期の1654(承応3)年に創建された。歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院で、毎年春と秋に特別公開を実施している。
 境内には、後水尾天皇が好んだ約100種類のツバキが植わる。深紅のあでやかな「日光椿」や白いおしべが愛らしい「月光椿」のほか、黒椿など色合いや咲き方の異なるツバキが見頃を迎えている。
 同寺創建後に御所から移築された書院では、狩野派作と伝わるきらびやかな障壁画などが鑑賞できる。
 午前10時~午後4時。拝観料が必要。