“小学生年代のW杯”として親しまれるダノンネーションズカップ
カルレス・プジョル氏
『ダノンネーションズカップ』は、「より多くの人々に食を通じて健康をお届けする」という企業理念を掲げる世界的な食品企業のダノンが主催する、FIFA公認の国際サッカー大会である。
2000 年にスタートしたこの大会は、元フランス代表の10番として知られるジネディーヌ・ジダン氏がグローバルアンバサダーを務めている。さらに、昨年の世界大会は、かつて中村俊輔選手も所属していたRCDエスパニョールのホームスタジアム「RCDEスタジアム」にて開催され、元スペイン代表のカルレス・プジョル氏が会場に駆け付け、選手たちとの交流を行った。
日本代表の最高成績は準優勝!
現在、世界 27 か国にて国内大会が開催されており、それぞれの優勝チームが集結する世界大会にて世界一をかけて争われる。日本も2001年より参加しており、これまでの最高成績は、2012年にポーランドで開催された世界大会に出場したレジスタ FC(埼玉県)の準優勝。また、翌年の2013年には横浜 F・マリノスプライマリーが3位に輝くなど、着実に力を付けてきている。なお、今年の世界大会はインドネシアでの開催を予定しているが、グローバル規模での状況を見ながらの判断になるとのこと。
ダノンネーションズカップ世界大会 歴代出場選手
ここで、歴代のダノンネーションズカップ世界大会に出場していた、現役プロ選手を一挙紹介していこう!(以下、大会実施年度順)
2001年大会
清武 弘嗣(日本代表/セレッソ大阪)
ジョバニ・ドス・サントス(メキシコ代表/クラブ・アメリカ)
2002年大会
齋藤 学(日本代表/川崎フロンターレ)
2003年大会
原口 元気(日本代表/ハノーファー)
フィル・ジョーンズ(イングランド代表/マンチェスター・ユナイテッド)
アレクサンドル・ラカゼット(フランス代表/アーセナル)
2004年大会
アンドリュー・ロバートソン(スコットランド代表/リヴァプール)
エリック・ラメラ(アルゼンチン代表/トッテナム)
ブナ・サール(フランス代表/オリンピック・マルセイユ)
2008年大会
三好 康児(日本代表/アントワープ)
板倉 滉(日本代表/フローニンゲン)
2009年大会
アミーヌ・グイリ(フランス代表/オリンピック・リヨン)
2010年大会
カルレス・ペレス(スペイン代表/ASローマ)
世界的ビッグクラブ、リヴァプールの不動のサイドバックとして活躍しているロバートソンをはじめ、数々のプロ選手たちの登竜門となっている『ダノンネーションズカップ』。これからもどんな金の卵が出てくるのか楽しみだ。
なお、これらはダノンネーションズカップ大会公式Twitterにて、歴代世界大会出場選手の誕生日にお祝いの投稿がされており、その情報を参考に紹介している。今後もアカウントの動向に注目だ!
■ダノンネーションズカップ公式Twitter:https://twitter.com/danonenationcup