都、新型コロナで中小企業向け融資制度

東京都と東京信用保証協会は、中小事業者向けに新型コロナウイルス感染症対応緊急融資として、新規の借り入れの「感染症対応」、借り換えの「感染症借換」のメニューを用意している。融資限度額は2億8000万円。融資期間は運転資金で10年。都が信用保証料の全額を補助する。

「感染症対応」は新型コロナで事業活動の影響を受けており、かつ最近3カ月の売上実績または今後3カ月間の売上見込みが2019年12月以前の直近同期と比較して5%以上減少している中小事業者。「感染症借換」はさらに保証付き融資の利用があり、事業計画を策定し、経営改善などに取り組んでいることも条件となる。

対象資金は運転資金で、「感染症対応」は設備資金も問題ない。融資限度額は2億8000万円で、融資期間は運転資金で10年以内、設備資金は15年以内。都が原則として信用保証料の全額を補助する。利率は融資期間3年以内、責任共有制度の対象となる場合は固定金利で1.7%以内。

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都が信用保証料を負担する

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