龍ケ崎市、成人式は「20歳対象」 22年引き下げ巡り

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改正民法の施行(2022年4月)に伴う成人年齢の18歳への引き下げを巡り、龍ケ崎市は従来通り20歳を対象に成人式を開く方針を示した。23年1月予定の成人式から対応する。中山一生市長は3月25日の会見で、「進学や就職が一段落する20歳を『人生の節目』とするのが自然」と説明した。新しい式典の名称は今後決める。

対象年齢据え置きについては、18歳が進学や就職を決める時期に重なるため、式典への参加が負担になるとの判断が働いた。会場は全6市立中学校に分散していたが、23年以降は市文化会館1カ所に集約させる見通し。生徒数の減少に加え、22年には愛宕、城南両中学校が統合されるため、出身校がなくなるケースが現れる事情を考慮した。

市は昨年9月、市立中学校の3年生約700人を対象にアンケートを実施。20歳での開催を希望する意見が過半数を占めたという。

成人式の時期や在り方に関しては法令上に規定がなく、各市区町村の判断に委ねられる。中山市長は「式典対象者や保護者にとっては、節目のイベントで準備にも時間を要することから、早期に方針を公表した」と話した。(鈴木剛史)