長崎原爆資料館に初の女性館長

「世界に伝える責任」果たす

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長崎市の長崎原爆資料館の新たな館長に就任した篠崎桂子氏

 長崎市の長崎原爆資料館の新たな館長に1日、篠崎桂子氏(52)が就任した。1996年4月の開館以来、女性館長は初めて。篠崎氏は「きのこ雲の下で起きたことを世界に伝える責任を果たしたい」と意気込む。

 篠崎氏は88年長崎市役所入庁。子育て支援課、都市経営室などを経て、2018年4月に原爆被爆対策部援護課に異動。課長として2年にわたり、被爆者手帳の交付など被爆者支援の業務に携わった。

 援護課は毎月、市内の被爆者数を集計しており「人数が減っているのを肌で感じ続けてきた。高齢化が進む中で、どう寄り添い、体験を後世に伝えていくのかを考えたい」と話している。