画像は『中居正広in「模倣犯」―ピースの世界』より
3月31日、20周年を迎える『世界仰天ニュース4時間SP』(日本テレビ系)のオープニングで禁じ手の「事件」が起こりました。
司会は笑福亭鶴瓶と、この日がジャニーズとしては最後の出演になる中居正広。
4月からは「のんびりな会」の社長として独立する中居ですが、この世界仰天ニュースで文字通り、仰天することになります。
この日はシークレットゲストとして、タモリが出演することが決まっていました。
当然、司会の中居と鶴瓶は事前に把握していましたが、スタジオの他のゲストも、もちろん視聴者も知らないわけです。そして、一つ空席となっているゲスト席を見て、中居はこう言います。
「遅刻かな?」
続けて、話を鶴瓶にこう振ってしまいます。
「これは…タモさんね…タモさんじゃない…」
鶴瓶は思わず、中居を無言でどつきます。
「鶴瓶をタモリと呼び間違えた」と思った深田恭子やヒロミ、生駒里奈や陣内智則らゲストは笑っています。
視聴者も「名前を間違えた」と受け取ったでしょう。
中居にとって、鶴瓶とタモリは同じく大ベテランの尊敬する人物で共通点も多いのでしょう。だから間違えただけだと…。
しかし、鶴瓶は手を大きく手を振りながら、スタジオを練り歩きます。
その行動に頭が「?」になるゲストたち…そこで、鶴瓶がこう叫びます。
「なんやこいつ、アホや!」
そしてなぜか、顔が真っ赤にしている中居が仕切り直します。
「さあ、空席のゲストは誰でしょう?」
一瞬、ゲストも気づかない振りをしてましたが、さすがにいたたまれなくなったのか、陣内が優しくツッコミます。
「誰でしょう?…って、今ちょっと言ってたでしょ…」
中居は「言ってないわ! …タモさんに会った? 日テレで会った?」と抵抗した挙句にこう叫びます。
「タモさん日テレ出禁だもんね!」
鶴瓶が「こんな紹介の仕方ある?」とあきれながら、中居の気持ちを代弁するように「嬉しくて嬉しくて(言っちゃった)」とフォローします。
観念した中居がスタジオ裏に向かって、大声で伝えます。
「タモさん、ごめーん!」
そして、ターミネーターのBGMが流れて、スモークがたかれ、タモリが大仕掛けで登場しますが、他の出演者のゲストたちもお約束で、一応、驚きのリアクションをするしかありません。
中居「タモさんって言っちゃった」
鶴瓶「俺見てタモさんって」
陣内「一番あかん! 最悪やで」
そして最後にタモリがこう締めます。
「一番バカみたの俺じゃないか」
このオープニングのやり取りを見た視聴者が、ネット上やSNSで一斉に反応を見せます。
<中居くん…べーさんに向かって「タモさん」って…かわいい>
<タモさんに会えるのが嬉しくて口が滑っちゃった中居くん、かわいいなあ>
<フライングで言っちゃった…中居くん嬉しくて仕方なかったのね>
<大好きな鶴瓶さんとタモさんにつっこまれてる中居くん、最高!>
ジャニーズ最後の日となった中居君とファンにとっては、最高の事件になったのかもしれません。(文◎編集部)