コロナショックを吹き飛ばせ! F1速報が創刊30周年を記念して2冊のスペシャルブックを発売

 世界的に猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、2020年のF1世界選手権は依然として開幕のタイミングを探っている状況だ。

 現在F1速報も、あらためて2020年シーズンのF1開幕を待っている状況にあり、刊行を休止しているかたちとなってしまっている。

 しかし、実はF1速報にとって2020年は、創刊30周年にあたるメモリアルイヤーなのはご存知だろうか。コロナショックや外出自粛などが呼びかけられている世の中だが、F1速報読者の方々には少しでも“F1を満喫”していただくため、編集部は2冊のスペシャルブックを緊急刊行することを決定した。

 まず4月15日に発売の第1弾では、2020年のホンダF1のポテンシャルを解明する。開幕戦が延期されたことにより、その実力の程は証明できなかったが、今シーズンのレッドブル・ホンダはシリーズチャンピオンを狙うべく、好調なオフシーズンを過ごしてきた。

 そこで今季のホンダF1のポテンシャルを解明するとともに、2019年に3勝をあげたマシン、レッドブル・ホンダRB15を中心に、2018年からパートナーとなったスクーデリア・トロロッソのマシンなどを改めて解剖する。ホンダF1パワーユニットやパワーユニット搭載マシンの歩みから、2020年のホンダF1の活躍に期待を寄せよう。

 そして4月30日発売の第2弾では、F1速報創刊30周年を記念して、1990年代から現代まで変化してきたF1の軌跡を追う。創刊30周年記念特別編集合“F1速報の30年”では、単なるF1史アーカイブではなく『F1速報』のアーカイブとして、制作時の秘話なども掲載される予定で、F1速報が歩んできた30年の歴史が堪能できるはず。

 この2冊のスペシャルブックで、2020年シーズンの“真”のF1開幕を待ちつつ、外出自粛の日々も飽きることなくF1ファンや読者の方がF1を満喫できれば幸いだ。F1速報スペシャルブック2冊の情報は以下のとおり。

●F1速報『Red Bull RB15 Honda ~Honda F1 Chronicle 2018-2020~』

4月15日(水)発売予定
オールカラー100ページ
定価1300円(税込)

【主な企画】
・完全再現レポート:2020年バルセロナ・プレシーズンテストでのホンダF1
・F1パワーユニット:ホンダRA618Hスーパーディテール
・「光が見えた」。HRD Sakura開発陣のテクノロジーブレイクスルー回顧録
・ホンダF1マシンメカニズム詳報(マシンディテールとグランプリ毎のアップデートチェック&ドライバー評価)
 2018:トロロッソSTR14ホンダ
 2019:トロロッソSTR15ホンダ
 2019:レッドブルRB15ホンダ
 2020:アルファタウリAT01ホンダ
 2020:レッドブルRB16ホンダ
・ホンダ首脳陣インタビュー:山本雅史、田辺豊治、浅木泰昭 他
・ホンダF1ドライバープロフィール:マックス・フェルスタッペン、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリー、ダニール・クビアト

●F1速報創刊30周年記念特別編集合『F1速報』の30年

4月30日(木)発売予定
オールカラー132ページ
定価1590円(税込)

【主な企画】
・F1は30年でいかに進化してきたか?「F1が得たもの、失ったもの」
 1990年代リバイバル:セナ逝去からシューマッハー専制までの戦国時代
 2000年代リバイバル:ポスト・シューマッハーを争い現代スターが激突
 2010年代リバイバル:テクノロジー先行でドライバー重視からチームスポーツに変貌
・日本人ドライバーが輝いた時代1990~2012
・F1歴代スーパースター「知られざる素顔」&引退スター「あの人は今」
・F1速報はこうして生まれた:1987年日本GP速報から創刊化までのストーリー
 F1速報歴代編集長が語る「あの時代のF1速報」
 追悼:西山平夫が築いた日本人視点のフォーミュラ
・故今宮純とF1速報「F1ロマネスク」誕生秘話
・創刊号再検証:1990年メキシコGPをあらためて斬る

【特別付録】
F1速報30年分の歴代ワールドチャンピオンマシン特製クリアファイル

※特集内容は変更になる場合がございます。ご了承ください

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