大和ハウス、2040年度に全使用電力を再エネへ

大和ハウス工業(大阪市)は4月1日から同社の本社ビルと東京本社ビルなど全国の事務所・施工現場に再生可能エネルギーによる電力の本格導入を開始した。2040年度に全使用電力を再エネ由来にすることを目指す。

同社では2007年から太陽光発電など自社未利用地を活用した再エネによる発電事業を、グループを挙げて推進。2018年には国際NPO法人クライメイトグループによる、事業で使用する電力の再エネ100%化を目指す国際イニシアチブ「RE100」にも加盟した。

大和ハウスグループでは今年度中に全国の38事業所と戸建て、集合住宅、一般住宅の施工現場に導入し、総電力使用量の約7%にあたる再エネ電力3万4700MWhを利用する。2021年度に10%、2030年度に30%、2040年度に100%を目指す。

大和ハウス佐賀ビルの自家消費型太陽光発電

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