画像はインスタグラムより
写真週刊誌の『FLASH』(光文社)が報じた「宮迫が1kg700円の「セレブ米」買い溜め」の記事が炎上中…。
といっても宮迫博之がバッシングされているのではなく、『FLASH』のほうです。
なぜ、『FLASH』の方が叩かれているのでしょうか。それでは、ネット上に掲載された『smartFLASH』の記事で見てみましょう。
『宮迫博之、1kg700円の「セレブ米」こっそり買い溜め』
<3月26日、農林水産省は、新型コロナによる”パニック買い”が発生するのを防ぐため、「食料品は必要なぶんだけ」購入するように呼びかけた。
同日昼すぎ、周囲の目を気にするように、うつむきがちに自転車を押していたのは、黒マスク姿の宮迫博之(50)だ。自転車のハンドルには、重そうなビニール袋が何個も……。
「お米屋さんで、高級寿司店でも利用される1kg700円ほどの高級米を、8kg以上も買っていました」(居合わせた客)
“闇米”ならぬ、「セレブ米」の買い溜めは、さすがに笑えないよ……。>(週刊FLASH 2020年4月14日号)
たしかに笑えません…。
ただし、宮迫さんの行動が“ありえない”から笑えないのではなく、ごくごく”当たり前”の行動だから笑えないのです。
仮にも、半年前まで『アメトーーク』などの看板番組があり、現在はYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』で70万人近い登録者数を持っているお笑い芸人の宮迫さんが、「1kg700円ほどの高級米」を買ってはいけないのでしょうか?
何より「8kg以上も買った」と記事にありますが、これってそもそも“買い溜め”でしょうか?
ツイッター上では「宮迫博之」がトレンド入りするわけですが、宮迫さんへのバッシングではなく、そのほとんどが記事を載せた『FLASH』に対しての怒りや疑問のツイートで、くわえて宮迫さんへの同情です。
<書いた記者、コメ買ったことないんじゃね?米8kgなんて、日本人なら普通に買うでしょ。10kg当たり前にスーパーで売ってます。むしろ庶民価格の米を買わずに残しておいてくれてありがたいじゃないか>
<8キロで買いだめって馬鹿なんかこの記者。普通、米は5キロとか10キロ単位で売ってるんだから。家族がいて食べ盛りの子供いたら8キロなんかあっという間に無くなるからな。この記者は子育てしたことないんか。あなたの世間知らずさの方が笑えないね>
<宮迫はコメ買っただけで写真撮られて叩かれるのか…かわいそすぎる>
<1kg700円は高いけどセレブ米っていうほどじゃない。宮迫さんはYouTubeの企画でもやってるし、料理にこだわってるってことでしょ>
<自転車で8キロの米買いに行くの、むしろ偉い。いい父親じゃん>
<たたかれキャラで復帰の道がうっすらと見えてきました>
くしくも、この日は宮迫さんの50歳の誕生日です。
予定していたYouTubeでの「誕生日生配信」も、コロナ騒動を受けて中止にしました。
その判断に<宮迫さん正しい>の声もあがっています。
おそらく、『FLASH』は知名度があって落ち目に見られている宮迫を叩けば、ウケると判断したのでしょう。
一記者の判断で誌面には掲載できませんから、デスクや編集長が当然OKを出しているわけですが、まさしく”ブーメラン”で、その“世間とのズレっぷり”を露呈してしまったようです。
しかし結果的に、宮迫さんに脚光が当たり、しかも勘違いで叩かれ、同情され、さらにいい父親っぷりまで強調することになりました。
これで好感度がアップしたのなら、宮迫さんは『FLASH』に感謝するかもしれませんね。(文◎編集部)