尾木ママの「ウワサの保護者会」が6年目。小山径が新キャスターに

“尾木ママ”こと教育評論家で法政大学名誉教授の尾木直樹が出演する、NHK Eテレの教育情報番組「ウワサの保護者会」(土曜午後9:30)。4月から6年目に突入する番組の新キャスターに小山径アナウンサーが就任。小山の就任に尾木ママは「新年度は、さらなる飛躍の年にしたいなと意気込んでいます。小山アナウンサーは、転校生みたいな感じかしら(笑)。初回の収録では緊張も感じられたけれど、さすがプロ中のプロ! 2人のお子さんの子育て中とのことなので、親の立場から共感的にお話できる方だと思います。“ホゴシャーズ”の皆さんも安心じゃないかしら」と期待を寄せている。

同番組は、小・中学生の保護者の皆さん(=ホゴシャーズ)と、子育てや教育をめぐるさまざまな悩みについて語り合う教育番組。カフェに集まっているような雰囲気で、親たちが困っていることや悩んでいることについて、知恵を出し合いながら、尾木ママと小山アナと共にヒントを見つけ出していく。4月4日は「聞いてよ!尾木ママ~生活習慣のお悩み~」、11日は「“いい親プレッシャー”をぶっとばせ!」をテーマにおくる。

尾木は「5年も経つと、番組が始まった当時小学4年生だった子が中学3年生になるんですよね。子どもたちの成長ドラマを見守りつつ、ホゴシャーズの皆さんと語り合い、悩みを分かち合いながら、5年間共に生きてきたなという感じです」とこれまでの放送を振り返り、「子育ては大変だし、しんどい時もあるけれど、語り合い、学び合いを通して親も確実に成長していく。そこがこの番組の醍醐味(だいごみ)だし、視聴者の方に共感いただいているところじゃないかと思います」と6年目を迎える番組のポイントをアピールした。

小山アナは「私自身、中学1年と小学4年の息子がいて、まさにドンピシャ、この番組の世代です。子育てのヒントがたくさんありますし、見ていると、自分たちだけが悩んでいるわけではない、というメッセージが伝わってきます。何もかも解決できるわけではなくても、同じ悩みを抱えている人がいると分かるだけで楽になれるんですよね。“一人じゃないんだよ”というメッセージを発信しながら、私も一緒に悩みながら番組を進めていけたらと思っています」と視聴者と同じ目線で番組に携わっていくことを宣言した。

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