甲子園春夏連覇の元鷹・島袋氏が母校・興南高に復帰 会社員から夢だった指導者の道へ

昨季限りでソフトバンクを退団し現役引退した島袋洋奨氏【写真:荒川祐史】

自身のインスタグラムで4月1日から興南高に勤めることを発表した

 元ソフトバンクの島袋洋奨氏が、母校の興南高に指導者として復帰することになった。島袋が1日、自身のインスタグラムで新たな道へ踏み出すことを報告した。

 1日にインスタグラムを更新した島袋。「久しぶりの投稿になります。この度、アスリートビジョンを退社いたしました。大変お世話になりました。また母校である興南高校に入社いたしました」と綴り、4月1日から母校の興南高で働くことになったことを報告した。

 昨季限りでソフトバンクを戦力外となり、都内でサポートギアなどを作る「株式会社アスリートビジョン」に入社した。この時から、将来的には故郷の沖縄へと戻り、指導者としての道を歩みたい思いを語っていた。会社員として転身してわずか5か月ほどながら、夢だった指導者への道を歩み出した。

 インスタグラムで「これからは指導者を目指し成長していけるよう頑張っていきたいと思います」と綴った島袋氏。同校3年時の2010年にはセンバツ、選手権で優勝し、エースとして春夏連覇に導いた。沖縄県勢初の夏の甲子園優勝を呼び込んだ伝説の左腕が故郷で、母校で新たな人生のスタートを切った。(Full-Count編集部)

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