4月1日を“嘘をついてもいい日”から“夢を語る日”に! 企業エイプリルフールを手掛ける葛藤から生まれたプロジェクト

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4月1日はエイプリルフールとして、ネット上やSNSはネタ的な「嘘」に溢れて賑わいを見せていたが、特にここ数年はフェイクニュースやデマが巻き起こす混乱も社会問題化してきた。

そして、新型コロナウイルス感染拡大で社会全体が不安になっている中、プレスリリース配信サービスを手掛ける(株)PR TIMESが、4月1日をジョークで笑いを誘うエイプリルフールではなく、大風呂敷を広げて「夢」を語る日にしようという「April Dream」プロジェクトを始動した。

このプロジェクトは、企業・団体・個人の内に秘められた「夢」を配信するもので、4月1日にPR TIMESサイト内「#AprilDream」タグ、および「April Dream」特設ページにて、プロジェクトに賛同した各企業の夢がプレスリリースとして順次配信されていく。「April Dream」対象プレスリリースは配信費が無料となっている。

3月18日のプロジェクト発表と参加呼び掛け以降、多くの企業・団体から賛同を得て、200社超の企業の夢がプレスリリースとして配信。また、4日1日限定で、特設サイトにて誰もが夢を配信できる「夢ジェネレーター」を公開。企業と並ぶかたちで個人の夢も配信可能だ。

企業と個人の夢が並んだ「April Dream」特設サイト

PR TIMESではこれまで、毎年4月1日に企業からのエイプリルフールの“ネタ”のプレスリリースを配信。「人をハッピーにできる嘘、将来こんなサービスが出せたらいいなという嘘を堂々とつける日にすることで、企業と生活者との新たな関係作りに挑戦できる」と考えていた。

しかし、そういった企業エイプリルフールが年々盛り上がりを加速させていく中、人を惑わす不確かな情報が配信されないよう対処していくうちに、「人のためになる嘘とは?」と、PR企業としての葛藤を感じ始めたという。

「人の行動や頑張りの結晶を、その想いを紡いで発表するのが、プレスリリース。平時ではない今だからこそ、顔を上げて懸命に行動し続ける身近にいるヒーローの情報を、届けられる存在でありたい。 本気で語られる信念に人は希望を見出し、描かれた未来の応援者となります 」(PR TIMES)と、このプロジェクトへの熱意を伝える。

大きな夢と地道な取り組みと

各企業から発信された「夢」のプレスリリースは「April Dream」特設ページで確認が可能。青空とともに掲げられた「夢」をクリックすると詳細なプレスリリースが見られる。(一部、Twitterでの配信)

空に描かれた「夢」が並ぶ

「日本の伝統工藝をコラボさせたバッグ類をパリ・コレにて発表!」(むらたや)というリリースを見てみると、創業80年のきもの専門店が5年の歳月をかけて企画・製造に成功した伝統にこだわって作ったバッグ類について、そのブランドの物語とともに知ることが出来る。

「誰でも立ち寄れる楕円形の競技場を作ります」(日本オーストラリアンフットボール協会 )と発信したプレスリリースからは、日本での試合が始まってから30年以上の歴史があるが、未だ専用の競技場がないオーストラリアンフットボールの日本での振興活動の一環が分かるなど、グローバルな視点での「夢」と、実現に向けた取り組みを知れる。

他にも、「空飛ぶクルマで移動できる国内主要都市のIRリゾート、テーマパーク周遊プラン開始」(スカイリンクテクノロジー)や、「活気溢れる笑いの街 大阪から世界中に元気と笑顔をお届け。水陸両用バスで世界一周!!」( 大阪ダックツアー )など、見ているだけでワクワクするような夢も多い。

どのプレスリリースからも企業や個人の「夢」からはとてつもないエネルギーが伝わってくる。現実的なものからとてつもないスケールのものまで、4月1日に様々な「夢」を見ながら、自分にとっての「夢」を考える機会にしてはいかがだろうか。