渡り鳥の飛来数、昨年の2倍に 遼寧省瀋陽市

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渡り鳥の飛来数、昨年の2倍に 遼寧省瀋陽市

瀋陽市法庫県にある獾子洞国家湿地公園に飛来した渡り鳥。(資料写真、瀋陽=新華社配信)

 【新華社瀋陽4月1日】中国遼寧省瀋陽市法庫県の獾子洞国家湿地公園ではこのところ、北へ向かう多くの渡り鳥が立ち寄り、野鳥観察に最も適した時期を迎えている。

渡り鳥の飛来数、昨年の2倍に 遼寧省瀋陽市

瀋陽市法庫県にある獾子洞国家湿地公園のソデグロヅル。(資料写真、瀋陽=新華社配信)

 同公園パトロール隊の張海剛(ちょう・かいごう)隊長は「獾子洞国家湿地公園には現在、ソデグロヅルやハクチョウ、さまざまな種類のガンやカモが姿を見せており、今年確認したソデグロヅルは多い時で1500羽余り、トモエガモの群れは6万羽余り、ガンも約5万羽に達している。渡り鳥の個体数は昨年の2倍になったが、パトロール隊の保護により、基本的に安全が保たれている」と語った。

渡り鳥の飛来数、昨年の2倍に 遼寧省瀋陽市

瀋陽市法庫県にある獾子洞国家湿地公園のソデグロヅル。(資料写真、瀋陽=新華社配信)

 同公園では3月12日以降、観察員がトモエガモ、ソデグロヅルなどの希少種を含む渡り鳥が北上する姿を相次いで確認した。ソデグロヅルは渡り鳥のシンボルとして国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで近絶滅種(CR)に指定されており、中国の国家1級保護動物でもある。同公園には多い時で世界の生息数の約7割に相当する数のソデグロヅルが飛来し、約90日間滞在する。

 環境保護や耕地を湿地に戻す活動の推進により、面積が過去最大となった獾子洞湿地は、渡り鳥の重要な経由地となった。(記者/于也童)