MotoGP:アプリリア・レーシングCEO、イアンノーネの出場停止処分を受け「控訴する場合は支援する」

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 アプリリア・レーシングは、ドーピング検査で陽性反応が出ていたアンドレア・イアンノーネに18カ月の出場停止処分が下されたことについてプレスリリースを発行し、イアンノーネに科された出場停止処分は意味をなさず、控訴する場合はイアンノーネを支援すると述べた。

 昨年11月3日にドーピング検査を受けたイアンノーネは、タンパク同化ステロイド(アナボリックステロイド)の陽性反応が出たことで、暫定的に参戦資格が停止された。彼はドーピングを否定し追加のサンプルを提出したものの、その追加サンプルでも陽性反応が出たため、現在まで資格停止処分が続いていた。

 そして4月1日には、イアンノーネに対し、暫定停止処分の発効日から2021年6月16日までの18か月間の出場停止処分が下されたことをFIMが発表した。

 この判決についてアプリリアは声明を発表。これによると、過去にはなかった食品汚染の議論を認識し、ドーピングは完全に意図したものではなかったと認めたことには満足しているという。しかしながらイアンノーネを無罪とせず、彼に下された処分に対する混乱は残っているということだ。

2019年MotoGPを戦ったアンドレア・イアンノーネ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)

 声明のなかでチームのCEOを務めるマッシモ・リボラは、イアンノーネへの処分には不服であることを示し、控訴する場合は彼をサポートすると述べた。

 リボラのコメントは以下の通りだ。

「アンドレアに対して科せられた罰則に困惑しているが、その動機には非常に納得している。裁判官は食品汚染の議論を確認しており、アンドレアの完全な誠意を認めている」

「この理由により、罰則は意味をなさない。裁判官自らによって書かれた動機を踏まえて、他の汚染されたアスリートたちがそうであったように、アンドレアは無罪を言い渡されるべきだった」

「だがこの状況は、控訴に向けて我々にたくさんの希望を残してくれた。我々はアンドレアを彼のアプリリアRS-GPに復帰させたい。この問題が終わるまで我々は彼の寄り添い、控訴については彼をサポートするつもりだ」