Odd Concepts、約1000万ドル累積投資誘致でAPACを代表するファッションAI企業に成長

韓国ソウル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- コロナ19によってスタートアップ投資環境が沈滞局面に入った状況でもAI基盤のファッションテック企業Odd Concepts(代表:キム・ジョンテ)が追加投資の誘致に成功した。

今回の投資でOdd Conceptsは約1000万ドル(100億ウォン)規模の累積投資金を確保して、韓国ファッションAI業界の先駆け企業を越えてアジア太平洋地域市場で確張する足場を準備した。

Odd Conceptsは自社サービスであるピクセル(PXL)の優れた技術力と事業性を土台として合計600万ドル (60億ウォン)規模のシリーズB投資を誘致したことを30日に発表した。

今回の投資には既存投資企業の系列企業であるKB証券を含め、HBインベストメント、新韓キャピタル-キウムインベストメント、産業銀行、SBIインベストメントが参加した。

約1000万ドル(100億ウォン)水準の累積投資を誘致した韓国内AIスタートアップは数えるほどしかない。コマース分野のAI企業ではOdd Conceptsが唯一である。この分野の先駆け企業として評価を受けたことになる。

Odd Conceptsは独自開発したマシンラーニング基盤のイメージ認識、分析、検索技術を土台としてファッションスタイリングサービスであるピクセル(PXL)を商用化してファッション分野のオンラインコマース企業に提供している。

ピクセル(PXL)はAIを用いて消費者が関心のある商品を分析して、個人の趣向に合った商品を勧めるサービスである。韓国を含めてシンガポール、日本、インドネシア、タイなどAPAC市場内の100余りのE-コマース企業がピクセル(PXL)サービスを使用している。ピクセル(PXL)サービスを利用するクライアント社の月間純利用者は900万人を超える。

Odd Conceptsは3年間ピクセル(PXL)の商用サービスを通して使用者データや商品データ、コーディネーション情報などを確保し、数十億単位のトレンドデータを学習してきた。技術側面でデータの確保が重要であるAI業界の特性上、ライバル社が追随できないほど優位に立ったという評価を得た。

今回の投資に参加したKB証券のチョン・ソンフン次長は「ファッションコマースという大衆的な分野でOdd Concepts固有の技術力がいかに優れているかが証明されたので投資を決めた」と述べ、「Odd Conceptsだけのマシンラーニング技術が、今後他の産業でも拡張して適用されることを期待する」と投資背景を説明した。

Odd Conceptsは応用マシンラーニング(Applied Machine Learning)基盤のコンテンツ連動型広告(Contextual Targeting AD)システムでシンガポールなどAPAC市場において活発に事業を展開中のスタートアップであるSEACRUXを買収してAPAC市場進出の準備を終えたところである。

Odd Conceptsのキム・ジョンテ代表は「市場で我々のサービスの必要性と優秀性(PMF、Product Market Fit)が検証された」と述べ、「これからはAPAC市場で事業ボリュームを拡大する番である」と明らかにした。

Odd Conceptsは人工知能技術が耳慣れなかった2012年設立当時からビジョンAI技術開発に集中してきた。登録と出願を含めて60件以上の韓国内外の特許を保有している。韓国内外のベンチマークテストで10回以上1位を占めるなどディープテック企業として成長している。

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Odd Concepts Inc.
Jiwon Shin
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jiwon@oddconcepts.kr

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