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NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』で明かされた、東京ディズニーリゾートの雇用形態について、視聴者から「TDRのやりがい搾取」「従業員を大切にしてあげてほしい」といった声が寄せられています。
さまざまな分野で活躍するプロの仕事に密着する番組、NHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』。31日の放送では、東京ディズニーリゾートを裏側で支えるキャストについて掘り下げ、その中でパーク内清掃の仕事を15年続けているという1人の女性に密着します。
仕事ぶりが高く評価され、3度も表彰されたことがあるという女性は、15年間「アルバイト」として働いているとのこと。今年2月1日からは正社員になったそうですが、優秀な人材を15年間もアルバイトとして雇っていたという事実に、多くの人から疑問の声が寄せられているようです。
ネット上では「優秀な人が15年間アルバイト…?」といった声をはじめ、
「東京ディズニーランドで清掃キャストを15年の32歳女性、何度も表彰され、常連ゲストにもよく知られる存在、プロフェッショナル意識にあふれた、同僚からも羨望される存在、そしてアルバイト歴15年。TDRのやりがい搾取の闇しか見えない…」
「こういう人を15年アルバイトにしといて何が夢の国だと思うよなあ」
「能力も経験もある人をやりがいの名の下に搾取する怖すぎるディズニー…」
「ディズニーは、この番組で密着取材される程の従業員を15年間アルバイト契約で働かせてたんだね。ご本人は今回正社員になって喜んでらしたから、希望してアルバイトでいた訳ではないよね」
「ディズニーは前々からやり甲斐搾取っていわれてて、不満がポロポロ出てきてるよね。そういう不満も夢の国のことなんだからいうな! って謎の圧力もあるし」
「社員なれたんだ、良かったね。にしても15年は長すぎるだろ。従業員を大切にしてあげてほしい」
といった声が寄せられていました。
常に笑顔のキャストが温かく迎え入れてくれる東京ディズニーリゾートですが、その裏側はあまり夢のあるものではないようです。(文◎絹田たぬき)