マスク10万枚 平戸市が提供 備蓄分を医療、福祉へ

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、平戸市は1日、備蓄しているマスクのうち10万枚を、不足している医療の現場などから申し出があった場合、提供する意向を明らかにした。
 同市は3月2日から、市民らを対象にマスクを1人5枚ずつ配布。定例会見で黒田成彦市長は「医療、福祉の現場でマスクが不足している」と危機感を表し、対象、期限を設けず、協力する準備を整えた。
 また、同市は5月3~5日に開催予定だった「平戸海道渡海人祭」など観光イベントなど6件の中止を発表した。

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