感染者情報流出 SNSに電子カルテ画像 青森

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 五所川原保健所(青森県五所川原市)管内で確認された新型コロナウイルス感染者の電子カルテとみられる画像データが無料通信アプリLINE(ライン)で流出したことが1日、分かった。データには感染した20代男子学生の帰省先の自治体など、青森県が公表していない情報が含まれていた。

 学生を診察した感染症指定医療機関を運営する五所川原市の「つがる西北五広域連合」によると、データは電子カルテの一部で、印刷したものを撮影したとみられる。県が感染を発表した3月30日夜、県内の報道機関に「感染者のカルテのような写真が出回っている」と情報提供があった。報道機関からの問い合わせで流出が判明した。

 電子カルテは指定医療機関のほか4病院の医師や看護師が閲覧できる。約500人にアクセス権限が与えられているという。

 広域連合は閲覧と印刷履歴を確認するなどして、流出経路の特定を進める。中谷委弘病院運営局長は「流出はあってはならず、患者やご家族を含め迷惑を掛けた。再発防止に努めたい」と話した。