CBなのに「背番号2」で暴れる8人の守備者

今日は4月2日。ここでは、背番号2番をつけたセンターバックたちを取り上げてみる。

ダナクセル・ザガドゥ(現ドルトムント2番)

ドルトムント:2017~

196cmの巨漢かつ左利きというポテンシャルの塊のような20歳。急遽起用された左SBでもそつなくプレーし、当時のボス監督から「あのサイズなのに非常に速いし、いいテクニックもある」と賞賛された。

手本にしていたDFは特におらず、両親の故郷であるコートジボワールの英雄ドログバが好きだったそう。

「(スペイン3部でプレーする)兄が常に2番を着けていた。ドルトムントと契約した時に空いていたので選んだ」そうで、兄貴リスペクトの背番号2のようだ。

ディエゴ・ゴディン(現インテル2番)

41番時代:アトレティコ 2011~2019、インテル 2019~

ウルグアイが誇る守備達人。実は14歳まではサッカーと水泳の二刀流だった。

2番のイメージが強いが、代表では3番を着用している。ウルグアイ代表の2番はディエゴ・ルガーノが長らく着用。彼も2番を好んだCBであった。

今季からアトレティコの2番は同胞の後輩ホセ・ヒメネスが受け継いでいる。

チアゴ・シウヴァ(現PSG2番)

41番時代:PSG 2012~

ブラジルが誇る元世界最強CB。

フルミネンセでは3番、ミランでは33番だったが、パリでは2番に。ブラジル代表では3番や14番が多かったが、2018年W杯では2番を背負ってる。ちなみに、PSGの2番はガブリエル・エインセも着けた番号。

ラファエル・ヴァラン(現レアル・マドリー5番)

41番時代:レアル・マドリー 2012~2016

ジダンが直々にスカウトしたフランス人DF。

レアルでの1年目は19番だったが、2年目から2番、2017年からは5番に変更した。フランス代表では4番。

坪井慶介(引退)

2番時代:浦和レッズ 2002~2014、レノファ山口 2017~2019

日本史上に残る快足センターバック。誰もが届かないと諦めるようなボールにも追いつける俊足は驚異的だった。浦和では2年目に20番から2番に変更。湘南でも20番と2にちなんだ番号を着け続けた。

現在ではサンフレッチェ広島DF野上結貴も横浜FCの2年目から2番を着け続けている。

広島はイリアン・ストヤノフなど2番のCBが多い。

この他、チェルシーDFアントニオ・リュディガーはローマ時代から2番を着用。

スウェーデン代表DFヴィクトル・リンデレフもマンチェスター・ユナイテッドでは2番を着けている。

彼らの他にもクリスティアン・サパタ、フェデリコ・ファシオ、マルティン・カセレス、ネヴェン・スボティッチ、ファブリシオ・コロッチーニ、ルーカス・ニールらも2番を着けたCBたちだ。

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