画像はDVD『志村けんのだいじょうぶだぁ BOXI だっふんだ編』より
新型コロナウイルスによる肺炎が原因で死去したタレントの志村けんさんの追悼特番『46年間笑いをありがとう』が、4月1日フジテレビで放送されました。悲しみの中でも笑いがあふれる志村さんの追悼番組に、視聴者から「こんなに大爆笑の追悼は今までにあっただろうか」「どこまでもいつまでもコメディアンなんだな志村けん」といった声が寄せられています。
4月1日に放送された、フジテレビ『志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう』には「ザ・ドリフターズ」メンバーの加藤茶さん、仲本工事さん、高木ブーさんらが生出演。懐かしのコント映像で大爆笑しつつ、志村さんとのお別れを行いました。
番組の最後には加藤さんが弔辞を読み上げ『そう遠くないうちに俺たちもそっちに行くと思うから、長さんと酒でも酌み交わしながら、ドリフの新しいネタでも考えててくれよ(省略)』と天国での再会を約束。そして高木さんは『志村は死なないの。ずっと生きている』と語っていました。
突然の志村さんの死にはいまだ悲しみがありつつも、番組で流れた生前のコント映像がそれを上回る笑いを誘ったようです。
ネット上では、
「こんなに大爆笑の追悼は今までにあっただろうか」
といった声をはじめ、
「すごいと思ったのは追悼番組なのにたくさんの笑いがあること。亡くなってもなお…亡くしたばかりで悲嘆に暮れる周りの人、視聴者を笑わせる。どこまでもいつまでもコメディアンなんだな志村けん」
「志村けんが亡くなったのを忘れてしまうくらい、腹が引きつって痛くなるくらい笑った。やはり志村けんは天才だ。自分のネタで自分に対する悲しみを吹き飛ばすのだから」
「志村けん、追悼しててもコントみたい。パネルの裏から白装束で今にも出てきそう。人柄なんだろうな〜」
「言い方悪いけど、お涙頂戴系の番組じゃなくて、最後まで面白い名場面の詰め合わせで良かった」
「世の中がネガティブなこんな時、亡くなっても人々を笑いで幸せに出来る人は志村けんしかいない」
「こんな笑える追悼番組は世界中どこにもない」
といった声が多く寄せられていました。
自身の死去後も多くの人に笑いを届ける志村けんさんの偉大さ、改めて実感いたします。心よりご冥福をお祈り申し上げます。(文◎絹田たぬき)