気象庁は2日(木)、向こう1か月(4/4~5/3)の天候の見通しを発表した。全国的に天気は数日の周期で変わるが、西日本は平年に比べて晴れの日が多い見込み。なお、沖縄・奄美は4月中旬にかけて、気温がかなり低くなる可能性がある。
1週目(4/4~4/10)
気温は、寒気の影響を受けやすい東・西日本と沖縄・奄美は低温傾向だが、北日本は暖気が流れ込む時期があり平年並みとなりそうだ。西日本は高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多いが、沖縄・奄美は前線や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多い見込み。
2週目(4/11~4/17)
気温は、北日本で平年並みの予想だが、冷涼な高気圧の影響を受ける東・西日本と沖縄・奄美では低温傾向が見込まれる。東・西日本と沖縄・奄美は、天気は数日の周期で変わるが、高気圧に覆われやすいため、平年に比べて晴れの日が多くなりそうだ。
3~4週目(4/18~5/1)
日本付近は暖かい空気に覆われやすく、全国的に高温傾向が見込まれる。東・西日本の天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。
低温に関する早期天候情報
沖縄、奄美は向こう2週間、寒気の影響を受けやすいため、気温が平年並みか平年より低く、特に沖縄9日(木)頃から、奄美は10日(金)頃からの5日間ほどは、かなり低くなる可能性がある。このため、沖縄気象台と鹿児島地方気象台は、ぞれそれ沖縄・奄美に「低温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼び掛けている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。