パナソニック、ディープラーニングの画像解析を小型エッジコンピュータで実現するVieurekaカメラの新機種VRK-C301を提供開始

パナソニック株式会社は、今後IoT機器が用いられたサイバーフィジカルな世界が広がるのに応じ、「画像解析」「分散処理」「個別管理」の3つの要素に対応する「Vieureka(ビューレカ)プラットフォーム」を提供している。Vieurekaプラットフォームは、カメラ内の画像解析機能を遠隔から入れ替えられる特長を持ち、店舗でのマーケティングや工場での従業員の行動管理などに利用されている。しかし近年では、高精度な人物属性推定や動作検出などの、複雑な画像解析技術の利用ニーズによるハードウェアの高性能化の需要が高まっている。そこでパナソニックは、映像をAI処理してIoTエッジコンピューティングを実現する、Vieurekaプラットフォーム対応カメラの新機種VRK-C301の提供を開始する。同カメラは高性能CPUを搭載し、店舗の商品棚前での顧客行動分析や、製造ラインでの不良品検出など、ディープラーニングのような高度な画像解析を活用した多様なアプリケーション対応が可能になる。汎用プログラミング言語Pythonへの対応や、AWS(Amazon Web Services)のIoTサービス用デバイスソフトウェアであるAWS IoT Greengrass及びAmazon SageMaker Neoの搭載により、より充実したアプリケーション開発環境になっている。従来機種であるVRK-C201との比較は以下の通り。

※Viewrekaのホームページを参照し表を作成

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