韓国代表の2020新ユニフォーム、ついに発売!「NEWエンブレム」も登場

大韓サッカー協会(KFA)とキットサプライヤーのNikeは1日、サッカー韓国代表の2020新ユニフォームを正式にリリースした。

ユニフォーム自体は2月にアメリカ、ナイジェリアとともに着用姿の前面のみを先行で公開。本来なら3月下旬に正式リリースの予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。

Korea 2020 Nike Home

今回の新ユニフォームはホーム、アウェイともに大胆なデザインを採用。ホームは国旗(太極旗)にインスパイアされたウェーブ状のグラフィックが特徴ある一着。これまでの韓国のイメージを覆す仕上がりとなっている。

画像では確認できないが、脇のブラックのストライプ部分には韓国語で「大韓民国」と英語「KOREA」が入るとのこと。

パンツとソックスはともにレッドで、差し色はブラックに。キットカラーは基本的にレッドとブラックで構成する。

Korea 2020 Nike Away

ホーム以上に驚きのデザインが、このアウェイ。大胆さが加速した鮮烈なグラフィックが見る者の目を奪う。

グラフィックはシンプルにアニマル柄。これは韓国の神話に登場し、「勇気と力の象徴」でもある神聖な生き物の白虎をデザインしたもの。ホワイトとブラックの割合がほぼ同等に見えるため、印象としては変則的な水平ストライプに近い。

パンツはホワイトを基調としたシンプルなデザインだが、ソックスは白虎カラーに。

これまでのユニフォームと大きく異なる点が、左胸に付けるエンブレム。02W杯モデルから太極旗に代わり虎を描いたエンブレムを付けているが、今回は19年ぶりにデザインを一新。昨今のトレンドでもあるアイコンのようなデザインが登場した。

ホーム。アウェイ両キットのコンプリートはこのような感じに。全てが揃った姿を見ると、あらためて明確なコンセプトを有しながら大胆かつ的確に表現したデザインに驚かされる。

「20」「20」でもわかるように、明らかに2020年東京オリンピックを意識したビジュアルコンセプトだった。だが新型コロナウイルスの影響により東京五輪は延期となり、代表チームの予定も白紙に。新ユニフォームのピッチデビューは未定となっている。

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