金のため?ヤリたいだけ?女子が風俗の道に進むきっかけと心理

ソープにデリヘル、AV女優などオンナを売る仕事をしている女性は多いです。案外、みなさんの周りにもいるかもしれません。そんな彼女たちですが、いったいどうしてそのような道へ進むことになったのか。お金のため? 単にセックスが好きだから? 風俗で働くようになったきっかけや彼女たちの心理を、風俗を経験したことのある女性に本音で語ってもらいました。

お金のため

一度に多くの収入を得ることのできる仕事。それは自分のカラダを売るしかありません。多い人では1日に何十万も稼ぐことができ、月収は数百万にも上ります。

「風俗で働くきっかけは、お金が欲しくて。お金がないわけではなかったんですが、自分の指名しているホストにタワーをだしたくて」(Hさん・23歳・ソープ)

この業界に入った理由として、一番多いのはやはり“お金”のためでしょう。しかし、その使い道は人それぞれ、自分の顔を整形するためにお金が欲しくて働いている人もいれば、ホストに貢ために働いている人もいます、母子家庭で高校生と中学生の男の子2人を育てるために働いている女性にも出会ったことあります。

有名になりたいから

最近では、自身のアパレルブランドを展開させた明日花キララさんに、小説家として何冊もの本を出版する紗倉まなさんなど、業界を超えての活躍が目立つ女優さんも増えています。

また、芸能人顔負けの可愛い女優さんも多く、AV女優は男性だけでなく女性もが支持する存在です。

「紗倉まなさんに憧れていて、彼女のようになりたいと、自らこの業界に飛び込みました。しかし、現実はそんなに甘くないですね。単体はおろか、企画単体のしごとさえも最近はこなくなりました」(Aさん・21歳・AV女優)

そのため、彼女たちのようになりたいと、自らAVという業界に志願する若者も少なくありません。しかし、現実はそうも簡単ではありません。そう、気づいた時にはもう後戻りできない状態になっているのです。

有名人と繋がりたい

某AV女優が有名アイドルグループの超売れっ子と週刊誌に撮られたという報道は過去に数回出ています。あの明石家さんまさんも依然、AV女優の紗倉まなさんと噂になりましたね。

「売れてる事務所の先輩なんかは、深夜の番組で芸能人やお笑い芸人と共演し、プライベートでも仲良くしているようです」(Aさん・21歳・AV女優)

AV業界は芸能界との繋がっており、その繋がりを狙って業界に興味を持つ若者も多いです。

セックスが好きだから

中にはセックスが好きだからという理由で、風俗の道に足を踏み入れた人も。しかし、プライベートのセックスと仕事でのセックスはまったく別もの、決して楽ではないことを身をもって学んだそう。

「最初はセックスが好きで、それでお金がもらえるならと軽い気持ちでソープを始めました。しかし、そんな甘いものではないですね、相手を選ぶことはできないし、気も使うし、体力だって使います。同じセックスでもプライベートとは全く別もの。でも、そこで働いたからこそ、本当に好きな人とするセックスを大切にしようとも思いました」(Mさん・25歳・ソープ)

スカウトに騙されて

風俗のスカウトという言葉を聞いたことはありませか? 街などで高収入を餌にして女の子に声をかけてはAVプロダクションや風俗店へと誘導するスカウトマンのこと。今では法律にグレーな部分もあり、スカウトマンの数は減ってはいますが、まだまだ街には徘徊していることでしょう。

「街でナンパされた男性と仲良くなり、付き合うことになりました。すると実は彼、風俗のスカウトマンだったんです。“まじで女の子紹介しないとやばいんだよね?面接だけでも行ってもらえるかな?”と言われて、面接だけのつもりがそこで働かされることになり……。気が付けば彼とも連絡がとれなくなっていて。もう本当にあの時は最悪でした」(Kさん・26歳・デリヘル)

彼らに色恋をかけられて、彼らの思いのままに風俗へ流され、そこで働かされては、収入の何割かをいつまでもスカウトマンの財布に入れ続けることになる、この負の連鎖。スカウトマンに騙されてこの業界へ入っていく女性は本当に多いです。

どうでしたか? どうして女性が自分のカラダを売ってまでお金を稼ぎたいのか。理由は人それぞれ、バカみたいな理由から生きていくためと、その重さは人によって違います。どうか、この業界で働く女の子たちを差別したり、軽蔑した目で見ないで上げてください。どんな仕事であれ、立派な仕事なのですから。

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