tripla、訪日外国人対応をサポートするため「triplaチャットボット」を京成バスに提供

近年、訪日外国人観光客のバス利用が増加している。一方、観光庁による「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート」では、「利用した際に困った公共機関」という問いに対し、「バス」という回答が2番目に多い。その理由として一番多かったのは、「多言語対応をしたルート検索用のウェブサイト・アプリがなかった」という回答である。tripla株式会社は、多言語AIチャットサービス「triplaチャットボット」を京成バス株式会社の公式ウェブサイトに提供し、訪日外国人観光客の問い合わせのサポートを2020年3月31日より開始したことを発表した。「triplaチャットボット」は、5言語(日本語・英語・韓国語・中国簡体字・中国繁体字)に対応した、宿泊施設向けのAIチャットボットサービスである。宿泊施設に関する質問への回答をAIが行うほか、宿泊予約、レンタカー予約、レストラン予約などの手続きもチャットボット内で行うことが出来る。京成バスは、成田空港や羽田空港と都心を結ぶ路線など、行き先が多岐に渡る高速路線バスを展開している。今回、京成バスの公式ウェブサイトに「triplaチャットボット」が導入されたことによって、訪日外国人観光客は高速路線バスの「路線情報」「予約方法」「発券方法」「乗り場情報」を多言語で問い合わせることが出来る。

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