長崎県内11病院で102床 県、受け入れ病床を確保

 長崎県は2日、新型コロナウイルスの感染者を受け入れる病床を、県内10の感染症指定医療機関を含む11病院で102床確保したと明らかにした。今後さらに増やす方針。
 先月中旬、県新型インフルエンザ等対策会議の医療関係者でつくる部会で合意。10の指定医療機関の感染症病床は38だが、新たに結核や個室の病床計64床を確保した。
 感染症病床の2次医療圏別の内訳は、長崎8、佐世保県北6、県央4、県南4、五島4、上五島4、壱岐4、対馬4。
 県内の人工呼吸器の台数について県は「10の指定医療機関の分は把握しているが、他の医療機関の台数も調査しているので、現時点で公表は控えたい」としている。
 県内では2日時点で、新型コロナウイルスの感染者は8人が確認されている。

 


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