今や全世界で利用可能:ETSがTOEFL iBT(R)テストとGRE(R)一般テストの自宅受験ソリューションを提供

AsiaNet 83545(0523)

【プリンストン(米ニュージャージー州)2020年4月3日PR Newswire=共同通信JBN】
*コロナウイルス・パンデミックの渦中で提供
*テストセンターの閉鎖中、自宅受験テストは便利で柔軟性のある安全な選択肢を提供

教育測定と学習ソリューションのグローバルリーダーであるETSは3日、コロナウイルス(COVID-19)パンデミックの影響を受けているテスト受験者は現在、TOEFL iBT(R)Special Home EditionとGRE(R)一般テスト(General Test)が全世界で利用可能であると発表した。これらのソリューションは当初3月23日に発表され、その後9カ国・行政区で利用可能となった。

これらのソリューションは現在、コンピューター受験のTOEFL iBTテストとGRE一般テストが通常利用可能な環境であれば中国本土とイランを除くどこででも利用可能である。中国本土では、ETSは試験の中止により影響を受けた受験者を受け入れるため、通常の試験が再開され次第、試験日程を追加することなどでNEEA(中国教育試験ネットワーク)と緊密な協力を進めている。ETSはイランでの自宅受験をできるだけ速やかに提供できるよう取り組んでいる。

試験は人工技術と、オンラインテストの主要な試験監督ソリューションであるProctorU(R)が提供するライブの有人遠隔試験監督の利用により実施される。これらの自宅受験ソリューションはコンテンツ、フォーマット、画面上の体験、採点、価格において、テストセンターで受験するTOEFL iBTテスト、GRE一般テストと同一である。テストセンターで受験者が予期するあらゆるテストの特徴 − GRE一般テストでは設問の先読み、スキップ、答えの見直しと変更ができ、TOEFL iBTの最後にリーディングとリスニングのスコアを確認できること − を、受験者はこれらのソリューションによって利用できる。

各自のスケジュールに最も資する時間を見つけられるよう、学生には毎週多数の試験時間から選択する機会がある。2020年6月までの試験日程について現在登録を受け付け中である。追加の試験日程を設定するか否かを決定するため、ETSは引き続き状況を見極める。

ETSのGlobal Higher Education Divisionエグゼクティブディレクターのアルベルト・アセレダ氏は「学生が教育の旅を続けることを可能にする、時間的制約のある出願を完了できるよう、これらのテストを受ける機会を彼らに与えるためにタイムリーで柔軟性があり信頼できるソリューションを創出することはわれわれの急務だった。テスト受験者は、快適な自宅にいながら、テストセンターで実施されるものと全く同じ有効性と信頼性のあるテストを期待することができる」と述べた。

ETSは、学生が自宅で受験するテストが有効性、信頼性および安全性において最高基準に合致することを確かなものとするよう、あらゆる予防策を講じている。これらのテストは、リアルタイムの有人モニタリングと人工知能技術の両方を活用する、複数のクラス最高のセキュリティー対策を採用している。

TOEFL(R)プログラムのエグゼクティブディレクターのスリカント・ゴパル氏は「当社テストの受験者が世界中で直面している試練をわれわれは理解しており、現在、当社テストの一貫性に妥協することなく自宅で安全に受験できる選択肢を提供できることは喜ばしい。ETSは当社テストのセキュリティー対策を誇りとし、このソリューションは自ら課したその高い基準に一致するもので、これらのテストが受験生の能力の正確な状況を提供すると信じる世界中の機関に信頼されている」と述べた。

TOEFL iBT Special Home Editionテストに登録するには、学生はウエブサイトwww.ets.org/mytoefl にアクセスしETSアカウントにサインインまたはアカウントを作成することができ、GRE一般テストの自宅受験オプションに登録するには、www.ets.org/mygre からETSアカウントにサインインまたはアカウントを作成することができる。ログイン後、学生はテストの選択と支払いができ、そうすることでProctorUから、各自の受験日時を設定する方法に関する指示を含むメールを受け取る。

登録プロセスの詳細な説明は、TOEFL iBTテストは www.ets.org/s/cv/toefl/at-home/ 、GRE一般テストは www.ets.org/s/cv/gre/at-home/ を参照。

▽ETSについて
ETSは厳格な調査に基づいたアセスメント評価を創造することで、世界の人々に対する高品質で公平な教育の提供を推進している。ETSは個人、教育機関、政府機関を対象に教職課程、英語学習、初等・中等および中等後教育に向けたソリューションをカスタマイズすることに加え、教育分野の研究、分析、政策研究を行っている。ETSは1947年に非営利団体として創設され、現在は世界180カ国以上の9000超の場所で年間5000万件以上のテストを開発、実施、採点しているが、その中にはTOEFL(R)およびTOEIC(R)テスト、GRE(R)テスト、The Praxis Series(R)アセスメントが含まれる。
www.ets.org

ソース:ETS

▽問い合わせ先:
Allyson Norton
+1-908-963-2808
mediacontacts@ets.org