令和2年度 施政方針 6

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■消防・防災
各種災害への予防及び被害の軽減に努め、町民の生命・身体・財産を守るため日々の訓練を積み重ね消防力の充実・強化に取り組んでまいります。
また、久米島町地域防災計画及び職員初動マニュアルに明記された組織体制を踏まえて、災害対策上の役割分担と災害対策本部業務分掌を明確にし、初動対応の流れをより実効性のあるものとします。

○(1)消防体制強化
複雑多様化する災害に対応するため消防学校等への消防職員、団員の研修訓練を実施するとともに、今後東日本大震災を上回る被害が想定される南海トラフ地震等、大規模災害に備え、緊急消防援助隊の訓練や各種訓練に参加し、久米島町における大規模災害発生時の受援、応援体制を確立してまいります。

また、町民の安心・安全確保のため、防災活動の拠点施設である消防庁舎の老朽化に伴う補修整備と経年劣化の著しい救助工作車は、各種災害現場において、迅速確実な救助活動に支障を来す可能性があるため車両の更新に向けた整備計画に取り組んでまいります。

○(2)救急業務
救急業務については、救命率の向上、傷病者の負担軽減など質の高い救急医療を住民に提供するため、計画的に病院実習や追加講習を実施し、救急隊員の技術向上に取り組んでまいります。
また、応急手当の普及活動においても、過去に住民によるAEDを活用しての応急処置を施した救命効果事例がありました。本年度も引き続き、町民及び事業所などへ応急手当普及啓発を推進してまいります。

○(3)火災予防
住宅火災による死傷者等を未然に防ぐ目的で、設置指導を行っている住宅用火災警報器の設置率の向上及び適切な維持管理を推進してまいります。また、ホテル、民宿等の防火対象物が安心・安全に利用できるよう立入査察を強化し、違反是正の強化を図ってまいります。

○(4)地域防災
地域の防災力を高めるために、消防団や自主防災組織及び女性消防クラブの育成強化を図り「自分たちの地域は自分たちで守る」ことを基本に、社会環境の変化に即した消防防災体制の充実強化を図りながら災害に強い町づくりに取り組んでまいります。

○(5)防災体制の強化
昨年度も日本各地で数多くの自然災害が発生しており、さまざまな規模の災害に対して迅速・適切に対応できるよう体制の強化を進めてまいります。

災害に強いまちづくりを目指して、防災行政無線のデジタル化、防災情報システムの構築など災害情報の収集・発信体制の充実を図るとともに、外国人への災害情報発信に取り組んでまいります。また、災害対応資機材の備蓄や避難施設の機能強化、関係機関と連携し災害時に備えた物資等の供給体制強化についても引き続き取り組んでまいります。

よって、令和2年度予算案の総額は次のとおりであります。
・一般会計 7,901,517千円
・国民健康保険特別会計 969,923千円
・後期高齢者医療特別会計 82,465千円
・下水道事業特別会計 277,218千円
・上水道事業 288,363千円
→総額 9,519,486千円

以上、令和2年度の町政運営にあたり、私の所信について申し上げてまいりました。「人口減少」に歯止めをかけるという大きな課題と向き合いながら、そこに暮らす「すべての世代が生き生きと暮らせる島」「町民が安心して暮らし続けられる島」を目標にし、町民一人一人がともに知恵を出し合い協力し合いながら行う協働のまちづくり「夢つむぐ島」の実現に向けて取り組んでまいりますので、町民の皆様と議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。