安倍政権の「マスク二枚配布」でアノ懐かしの名曲『二枚でどうだ』が再びフィーチャー

写真はイメージです

安倍晋三首相が4月1日に国の新型コロナウイルス感染症対策として、再利用可能な布マスク2枚を各世帯に配布することを発表したことが、物議を醸しています。

そんな中、再注目されたのが『二枚でどうだ』。

約30年前の『宮尾すすむと日本の社長』というバンドの曲です。

【マスク二枚で思い出した。帰ったら聴いてみよう】

【安倍さんのせいで、スイッチ入って頭の中で駆け巡ってる 『今夜はあぶない 二枚でどうだ!』】

50代を中心に回顧する投稿がSNSに散見されました。1989年7月1日、TBSテレビの『平成名物TV・三宅裕司のいかすバンド天国』に出場し、10代目イカ天キングとなり3週勝ち抜き、『輝く! 日本イカ天大賞』では、審査員特別賞を受賞した人気者です。

なんと同日、『宮尾すすむと日本の社長』のボーカルの黒沢伸がTwitterで、

【私が言うのもなんですが、、、
二枚はダメです、、、】

とツイートしたのも話題になっています。

【社長、軽くバズってますね】

とAURAのボーカル REDS☆みんなのれっずがコメント。同時期デビューで一時代を築いた元祖ビジュアル系のAURAのボーカル自らもリツイートして拡散していました。『二枚でどうだ』パワーは驚異的です。

「自粛要請を受けて、ライブが延期されたり、カラオケ店が閉店したりする中でも、微笑ましい話題を提供してくれる『宮尾すすむと日本の社長』の黒沢伸は時代を超えた天才エンターテナーなのでしょう。ライブがなくなって作曲モードに入ったミュージシャン達にも良い刺激になっています。

『イカ天』を知らない若い世代もYouTubeで過去のライブを検索して楽しんでいるようです。まさに時代を超えた『名曲』ですね。」(音楽制作会社ディレクター)

回顧したり検索したりすると新しい発見が皆様にもあるかもしれません。(文◎土竜妹子)

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