バカリズム原案・脚本「住住」が再始動。バナナマン日村と水川あさみの参加で結婚の話も!?

バカリズムが原案・脚本を務めるドラマ「住住(すむすむ)」の新作が、動画配信サービス・Huluで4月18日から配信されることが分かった(全6話。毎週土曜に最新エピソードを配信)。バカリズムは「今回の『住住』も、特に派手なことは起こりませんが、リラックスした気持ちで見ていただけるとうれしいです」と呼びかけている。

同作は、2017年1月クールに日本テレビで放送され、Huluで先行配信された連ドラ。バカリズムと二階堂ふみ、若林正恭(オードリー)ら出演者が“実名”で出演し、マンションの一室で繰り広げたドキュメンタリーのような、フィクションのような…スレスレのラインで展開するドラマは、ゆるくてシュールな世界観で視聴者を魅了。Huluでも同時期にオリジナルエディションが独占配信され、好評を博した。それから約3年。新キャストも迎えての再始動が決定。バカリズムと前回も出演した若林のほか、新メンバーとして日村勇紀(バナナマン)と水川あさみが参加し、まったりとしたドラマを繰り広げていく。

今回の「住住」の舞台となるのは、2019年12月に電撃結婚して世間をあっと驚かせたバカリズムが執筆業のために別途借りている都内某マンションの一室、通称“作業場”。そんな聖域ともいえる“作業場”で、バカリズムが一人デスクに向かっていると、日村や若林がふらりとやって来て、執筆の邪魔を開始。そんな中、近所に住む女優の水川も“作業場”に入り浸るようになる。日村は18年に、若林と水川はバカリズムと同じ19年に結婚。日常をテーマにしている作品だけに、結婚後のプライベートも想像しながら見られるなど、お楽しみ要素が満載だ。

「今回の『住住』では僕の仕事部屋を再現していて、置いてある物もほぼ同じなので、ある意味個人情報が丸出しです」と説明するバカリズムは、共演の3人について「日村さんとは20年以上の付き合いで、一緒に住んでいたこともあるので、こういう形で共演できることに感動しています。ちなみに当時一緒に使っていた椅子が今でも僕の作業場にあって、その実物を今回セットに置いています。前回に引き続き若林さんも一緒で、今回はお互いが結婚したこともあり、多少空気感が変わるかと思っていましたが特に変わりはなく、相変わらず同じようなやりとりをしています。今回、新しく加わった水川さんはこれまで何度もご一緒させていただいていますが、普段から明るくて何よりゲラなのでいつも現場を楽しい空気にしてくれます」と語り、良い雰囲気で撮影が進んでいる様子。

バカリズムとは過去に3年ほど一緒に暮らし、公式のお兄ちゃんだという日村は「ヒデ(バカリズムの本名=升野英知)がお金ない時にうちで居候していたんで、作業場を持つ日が来るなんてびっくりです」とバカリズムの出世ぶりを喜び、「前回から出演している若林よりも、ヒデのことはよく知ってるので、負けたくないな(笑)」と若林にライバル意識を燃やす。さらに「そういえば、出演者みんな結婚しているんですよね。実際も仲がいいメンバーが集まって、こういう作品ができるのは楽しいし、ヒデの仕事部屋でワンシチュエーションで撮影するのも面白いので、クスッと笑いながら見ていただければなと思います」とアピールした。

「バカリ(ズム)さんの脚本のファンであり、『住住』のファンでもあるのでお話をいただいた時はとてもうれしかったです」と出演を喜ぶ水川は、「バカリさんの脚本の作品には何度か参加させてもらっていますが、毎回楽しく演じています。今回も、こういう日常的になんでもない話やくだらないやりとりってするよなぁと何度も吹き出しました。ノンフィクションだけどフィクションというか、『これって演じているの? どっちなの?』って思わせることができたら、ヨシッ!って感じですね(笑)。こんな日常のささいなことを延々とやるドラマって、ほかにはないと思います!」と脚本の魅力を語り、「ぜひ気楽にのんびり楽しんでいただきたいです」とメッセージを寄せている。

なお、4月25日には日本テレビの「Hulu傑作シアター」(深夜1:25、関東ローカル)で、第1話を放送予定。

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