これさえあれば春爆確定!? ルアマガ編集部員の『俺の春ルアー10』!!

読者と常に寄り添いたい…いや、置いていかれないよう釣りに勤しむルアマガ編集部員。本当に自分本位な俺的一軍・春ルアーを、忖度なしで開帳いたします。偏見と実績が渦巻く、この混沌に答えがある!?

マイケルの春ルアー!!

マイケル
編集長から総合プロデューサーという怪しい肩書に変わって丸3年。雑誌作りの他にもコラボアイテム作成やイベント運営などをこなしつつ、琵琶湖やアメリカで仕事と称してパックロッドで釣りまくる中年サラリーマン。

ディープX300(メガバス)

「殉職するまで投げ倒します!!」

琵琶湖南湖の水深3mライン。良質のウィードが絡んでたりブレイクが近ければ、釣ったも同然。着水後はグリグリと巻いて潜らせて、ウィードにルアーが当たると巻く手を止めると同時にロッドで軽く揺すってウイードを外す。これを繰り返すうちに「ズン!」と重くなる。春はもちろん夏でも秋でも冬でも5年以上巻き倒してるので、そろそろボディに穴が開きそう、っていうか穴が開くまで使ってみます。

ヘビーカバージグ3/8oz(ゲーリーインターナショナル)+ドライブシャッド4.5in(O.S.P)

「ゴッゴッゴッ…と「食いつく」アタリは悶絶もの」

ジグの名前はカバー用っぽいけど、絶妙な硬さと角度のブラシガードと砲弾型のヘッド形状でウィードの抜けがすごくいい。スカートはシリコンに巻き変えてます。水深2mから3mぐらいの南湖のウイードエリアで、一定のスピードで巻いてくるだけ。ドライブシャッドがいいのは、どんなスピードでも安定して泳いでくれるところかな。ジグはかなり前に廃盤になったから、復刻してほしいなと。

マツの春ルアー!!

マツ
巻きものを2つ挙げつつ、編集部でただひとり関東で50アップを釣っていない悲しいバス歴(ほぼ40年!?)に終止符を打つべく、今春はひたすらラバージグを撃って過ごす予定。

クリスタルS3/8oz(ノリーズ)

「強さで食わせる。そういうことですよ!」

「早春こそ“強さ”が活きる時期!!」だと思っているので、定番スピナーベイトはコレ一択。バイブレーションを感じながらシャローをゆっくり引くだけでゴン! 水深に合わせて3/8ozと1/2ozをローテしてますが、オリジナルの1/4ozも…復刻希望!!

T.D.ミノー1102SP(DAIWA)

「SPロングビルミノーの草分けにして完成形!」

スプーンビルミノーをジャパンクオリティで表現した、キング・オブ・ロングビル。春先、とあるリザーバーのワンドで、ど真ん中に投げてポンプリトリーブでゴン! そして連発!!! を30年くらい前に経験してからひたすら現役です。でも最近、STEEZミノーが気になる。

カミイの春ルアー!!

カミイ
ご存じドラマチックハンター釣れない担当。岸釣りが好き、でかバスが好き、1尾の価値を追い求めるが自己記録更新は10年に一度。今年こそジャイアントベイトで釣りたい。

テールスライダー(デプス)

「でかバス狙いと胸を張って言える2.2in」

個人的には意外にもハイシーズンより春秋なコンディションで活躍する切り札にして永遠の先鋒。シェイクならスカートが、ズル引きならサンダルみたいなテールがブルルとアクションしてくれて、わりとアピーリー。Wクレン付きのオフセットダウンショットか、カバーネコで。

ハードコアミノーフラット100SP(DUEL)

「ただ巻きもジャークもギラリなニンジャ謹製」

春のハードルアーといえば、ステイシー60SP(ラッキークラフト)をナニのひとつ覚えでポンプしまくってましたが、もうここ数年はコレ。シャローならロッドを立てて、ただ巻きでヘロヘロ巻くだけ。スポットではジャーク。そんな思考停止な寒の戻り日で釣れてくれます。

フルカワの春ルアー!!

フルカワ
勝手に田辺哲男氏を師と仰ぎ、「Keep Casting」を信条とする自称・ストロングフィッシャーマン。釣行回数だけは、編集部イチだが…。「春は得意なシーズンですね」とは、本人談。

ガンタージグ1/2oz(ノリーズ)+エスケープリトルツイン(ノリーズ)

田辺「わかってんじゃん」。自己記録ヒットルアー!

ウエイトやトレーラーに関してはその時々によりますが、カバーへの入りやすさとシェイクなどの誘いやすさを兼ね備えたセッティング。2016年4月に千葉県豊英ダムで57cmの自己記録を釣った組み合わせです! あの田辺さんに褒められたマイベストゲーム!

ヴァラップスイマー4.2in(ボトムアップ)

「早春~アフター必須の私的パイロットルアー!」

春のムービング系、私的パイロットルアー。カバーの奥までしっかり入れてゆっくり巻くだけでJ〇J〇のスタンドの如く「ズキュゥゥン!」と現れるバスに誘拐されます(笑)。その日の状況をつかむため、最初にセレクトする確率が最も高いのが春ですね。

ツヅキの春ルアー!!

ツヅキ
ルアーマガジンの広告兼編集担当。朝は広告部の規定時間に出社し、夜は編集部としてエンドレス勤務。釣りに関わるお仕事のため、ツラいとこ取りの業務形態にも幸福しか感じない。

ブルフラット4.8in(デプス)

「本物まで騙される“房総ヒキガエルパターン”!

岸際のゴミ溜まりなど、ヒキガエルがいそうなポイントへキャスト→回収の繰り返し。強すぎず弱すぎず、カエルがバシャバシャやっているような着水音を出して、音だけで誘う感じです。春バスも好反応ですが、産卵期なので盛ったヒキガエルの猛攻に遭います(笑)。

マックスセント・クリーチャーホッグ4in(バークレイ)+フットボールヘッド10g(リューギ)

「テクニックは一切無し。“素材パワー”で釣れる!」

バスが気付く場所に置いておくだけです。あとは魚が勝手に寄ってきて食ってくれる。ジグ&ポークを見切ったバスが丸呑みにしたこともあるので“素材パワー”って凄いなと思います。ボディーショット(ノガレス)を挿しておくと、放置中の姿勢も安定して◎。

© 株式会社 内外出版社