コロナ宮崎県内新たに4人 10~50代感染、都内や関西滞在

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 県と宮崎市は3日、県外の高校に通う10代女性と宮崎市在住の40代自営業女性の親子、東京都在住の50代自営業男性、延岡市在住の50代無職男性の計4人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。県内での感染確認は計7人となり、10代は初めて。親子は県内の感染症指定医療機関への入院に向けて自宅待機しており、都内と延岡市の男性は同医療機関に入院中。いずれも容体は安定しているという。
 市によると、10代女子高生の親子は3月25日に宮崎空港から羽田空港へ移動し、都内に30日まで滞在。同日に東京駅から新八代駅まで新幹線で移動し、その後、同駅から宮崎市まで自家用車で移動した。
 10代女子高生は同日に37.8度の発熱や倦怠(けんたい)感があり、31日に熱は下がったが、4月1日までせきなどが続いた。2日に味覚や嗅覚がなくなり、同市の医療機関を受診。3日のPCR検査で陽性が判明した。母親の40代女性は3月31日からせきや鼻水、呼吸時の胸の痛みなどの症状が続いていた。
 50代自営業男性は3月24~27日に関西や都内に滞在。29日は宮崎市に所有する自宅、30日は福岡県へ移動した。31日に飛行機で東京へ移動し、4月2日まで滞在した。
 男性は3月31日に発熱し、都内の医療機関を受診。4月1日は都内の別の2カ所の医療機関を受診したが肺炎は見つからなかった。2日に熱は下がったが3日に再び発熱。帰国者・接触者外来の検査依頼を経て、同日陽性と判明した。
 延岡市の50代男性は3月19~23日、都内の友人宅に滞在。同日夕に成田空港から宮崎空港へ移動し、車で帰宅後に37.1度の発熱があった。翌24日に同市内の医療機関を受診、インフルエンザの治療薬を処方された。27日、平熱に下がったが、4月1日に友人の感染が判明。男性が濃厚接触者だったことから、都は2日に延岡保健所を通じて男性へ連絡し、3日のPCR検査で陽性が判明した。
 現時点で確認されている濃厚接触者は50代自営業男性の妻一人で、今後PCR検査を行う。
 宮崎市は濃厚接触者が限られるとして市内の公共施設は閉鎖せず、7日に予定している小中学校の始業式は実施。延岡市は同日に計画している始業式の開催などについて6日判断する方針で、公共施設は予定通り24日まで閉鎖する。県は1日に再開した県立学校について休校しない方針。