ライブ配信アプリで変わるレースクイーンとの交流。1年連続配信目前の永原芽衣さん「ファンとの距離感が縮まる」

 Youtubeをはじめ動画コンテンツが台頭している近年。手軽に動画配信ができるライブ配信アプリが注目を浴びている。

 芸能人だけではなく、一般人もさまざまなライブ配信アプリやライブ配信サービスで動画配信を行っており、ライブ配信のみで生計を立てている人もいるくらいだ。そんな中、レースクイーンたちもライブ配信アプリでファンと交流をすることが欠かせない時代となっている。

 サーキットの華であるレースクイーン。レースに行けば会うことができ、撮影会などイベントで交流できる彼女たちは、テレビで活躍するアイドルやタレントたちよりもファンにとって身近な存在だ。

 ここ数年、手軽に動画配信ができるライブ配信アプリが多く開発され、レースクイーンたちにとっても欠かせないツールのひとつとなっている。

 特にファン投票で人気No.1レースクイーンを決定する日本レースクイーン大賞の投票時期には、毎日ライブ配信を行い、投票の呼びかけやファンとの団結力を高めているレースクイーンたちが目立つようになった。

 2020年もModuloスマイルとしてスーパーGTでレースクイーンを務める予定の永原芽衣さんもライブ配信アプリを駆使するレースクイーンのひとりだ。

 彼女は2019年4月6日より毎日欠かさず配信を続け、365日連続配信が目前に迫っている。

「もともと“SHOWROOM”という配信サービスで格闘技のラウンドガールのオーディションがあって、オーディションが始まる前に練習で始めたのがきっかけでした」と永原さん。

「4月6日からオーディション中も毎日配信を続けていました。オーディションが終了して、この配信が急になくなったら寂しいとファンの方に言われて、私自身も楽しかったし、みんなとコミュニケーションを取れるように配信を続けていこうと思いました」

「目標は1000日連続配信なんです。中途半端にやりたくなくて、レースクイーンでは1000日配信した人はいないので伝説を残して去りたいなって(笑)」と語る。

 たとえ数分でも毎日配信を心掛け、365日連続配信目前に迫っている永原さん。配信は楽しいだけでなく、辛い日もあったようだ。

「大変なことはたくさんありましたね。どうしてもお腹が痛い時とか、体調が悪い時もありました。日本レースクイーン大賞の結果を知った時とか、配信ができるような気分じゃない時もありましたね」と振り返る。

 連続配信だけでなく永原さんは自身の誕生日に24時間配信も実施している。

「一度、オーディションの時に24時間配信をやりたいって思ったんです。でも、配信中に寝てしまうと失格になるので、やめた方がいいとみんなに止められて12時間配信を行いました」

「その時に24時間できなかったのが心残りで……。私は有言実行がポリシーなので誕生日にリベンジしたいなって思いました。24時間配信では、友達のレースクイーンがゲストで来てくれてうれしかったですね。直前に誘ったのにたくさん来てくれて、いい配信ができました」

「睡魔との戦いは大変でしたよ。白目向いていました(笑)。朝方は、気持ち悪くなってご飯が食べられなくもなりました。せっかく買ってきたサンドウィッチが喉を通らなかったのですが、友達が買ってきてくれた辛ラーメンは食べることができて……。辛い物好きなんで辛い物はいけるんだなって(笑)」

「達成感はありました。24時間配信で、私のことを知ってくれた人もいたのでうれしかったですね」と永原さん。

レースクイーンの魅力を伝える電子書籍「ギャルパラ+」のVol.54では雪中での水着グラビアにも挑戦した永原芽衣さん

 ライブ配信では実際どんなことを話しているのだろうか?

「私は配信を見てくれている人のコメントに返事をしています。最近は100発100中失敗していますが手品をしたり、お絵かき配信をしたり、SHOWROOMはカラオケ配信もできるので歌うこともあります」

「ライブ配信をやることで応援してくれるファンの方との距離感は縮まっていると思います。配信を見てくれる人が初めて撮影会など実際に会いに来てくれましたが、配信でずっと話しているので初めてな感じがしなかったです。ライブ配信で交流していると、実際に会った時にすぐに仲良くなれますし、名前もすぐに覚えられますね」

「いつも貴重な時間を使って私の配信を見てくれているので、見に来てよかったなって思ってもらえるように配信をしたいですし、楽しんでもらえるよう笑顔で配信することを心がけています」と永原さんは語る。

 新型コロナウイルスの感染拡大に揺れる国内モータースポーツ界。多くのレースクイーンがライブ配信アプリで動画配信を行っているので、外出自粛中には新型コロナウィルスの早い収束とレース開幕を願いながら彼女たちと交流してみてはいかがだろうか?

 ちなみに連続配信を続ける永原さんは、「1000日目の配信は今までにない壮大なことをしたい」と計画を練っているようだ。4月4日は連続配信365日目の記念配信。ぜひ、彼女のライブ配信もチェックしてほしい。

■永原芽衣さんのSHOWROOM「めいぷるーむ」はコチラ
https://www.showroom-live.com/283a13516440

© 株式会社三栄