ホテル日航熊本、一部客室をリニューアル 和と熊本らしさ取り入れ

ホテル日航熊本は、11階と12階の客室を3月20日にリニューアルオープンした。

2019年1月から開始した、総額4.5億円かけて行う客室全面改装計画の第2期計画として実施した。今回対象となったのは54室で、1月7日から3月19日にかけて、客室内と廊下部分のカーペット・クロス張り替え、家具・寝具入れ替え、浴室水栓更新などを行った。

デザインコンセプトは「和」「熊本らしさ」で、アートワークを含めた家具を一新し、明るく清潔感のあるインテリアを設えてモダンな雰囲気を演出。熊本の雄大な自然の力強さと、いのちをはぐくむ湧きでる豊かな水のイメージを随所にあしらった。郷土の伝統工芸「手まり」やアートワーク、スタンド、カーテンなど「和」のイメージから連想した要素も盛り込んだ。デスク周りを一新し、デスク・ドレッサーの機能を集約したほか、テレビは壁掛け式として室内を広く感じられるようになった。

従来のシングルルームは、幅160センチのクイーンサイズベッドを採用した「スタンダードクイーン」とした。従来の「スタンダードツイン」のうち4室を「スタンダードキング」とし、幅180センチのキングベッドを備えたキャッスルビューのダブルルームとして、アッパービジネス層の利用を見込む。一部のツインルームには、シモンズの「トランドル(親子)ベッド」を導入し、トリプルユースの場合でも通常タイプのベッドと変わらない寝心地で、ファミリーユースにも対応する。

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