90年代インテル、「忘れないデザイン」のユニフォーム6着

新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中断のセリエA。

現代社会ではあらゆる情報の流れが速いが、このリーグ中断を機にゆっくりと過去を振り返ってみるのも悪い話ではない。

ここでは90年代のインテルから、印象的なデザインのユニフォームをご紹介しよう。

1992-94

Inter 1992-94 Umbro Home

92-93シーズンはセリエAを2位と好成績を収めたユニフォーム。93-94シーズンはデニス・ベルカンプも袖を通している。シャツ全体にUmbroのダブルダイヤモンドとチーム名の透かしプリントが施されていた。胸スポンサー「Fiorucci」はイタリアの食品会社。

1996-97

Inter 1996-97 Umbro Home

メーカーロゴ、チームエンブレム、胸スポンサーが縦並びに配置されたデザイン。このシーズンはセリエAを3位で終了し、UEFAカップはPK戦の末にシャルケに敗れて準優勝と、タイトル獲得こそ無かったが好成績を残した。前面腹部に大きなエンブレムの透かしプリント入り。

1997-98

Inter 1997-98 Umbro Third

主にカップ戦用として使われたブラックとグレーのサードユニフォーム。96-97ホーム同様、腹部にエンブレムの透かし入りだった。ハイライトは何と言ってもUEFAカップ決勝戦。ラツィオとのイタリア対決を制して、通算3度目のタイトル獲得となった。

1998-99

Inter 1998-99 Nike Home

インテルはこのシーズンからNikeと契約。2019-20シーズンの現在に至るまでパートナーシップは続いている。デザインはとてもクラシカルな細めのストライプが格好良い。チームの成績は振るわなかったが、ユニフォームは今でも人気の高い一着だ。

1998-99

Inter 1998-99 Nike Away

初のNike製アウェイユニフォームは、ホワイトを基調としたシンプルなデザイン。スポンサーロゴを挟むように配置したボーダーは、ブルーとブラックで彩る。

1999-2000

Inter 1999-2000 Nike Home

98-99モデルと同様にクラシック路線を踏襲したユニフォームだ。首周りは襟付きではなくラウンドネックに変更し、レトロ感あふれるデザインに。そして久しぶりに、ストライプの中心がブルーから始まるスタイルを採用となった。

© 株式会社ファッションニュース通信社