値段が下がりやすいこの時期。フリマでアウターを春に買うときのコツは?

すっかり春めいてきたこの時期、フリマアプリでは冬物のセール的なことが行われています。特にアウターは値段が下がることも多く、ある意味チャンス到来といってもいいかもしれません。そこで今回の記事では値下がりをしている商品を上手に買うためのコツを紹介していきます。


冬物アウターを春先に買いたい!

冒頭でこの時期(3月終わりから4月初め)には、フリマアプリにおいてアウターなどの冬物のセールが行われていると書きました。筆者も真冬の時期からずっと追っている商品があるのですが、この時期になって価格もかなり下がっています。

具体的にいうとアウターの需要が最も高まる真冬では6万円近くで出品されていたものが、3月終わりには3万5000円を切る価格になりました。もはや購入してもいいのではないか?と思うのですが、やはり購入側の心理としては「もっと安くなるのでは?」と思ってしまうもの。

筆者も例外ではありません。未だにグズグスしている感じです。でも季節をずらして買いたいと思うのは筆者だけではないようで、コメントがつくなど動きが見られ、正直ちょっと焦り気味なのも正直なところ。

春に冬物を買う理由

この時期にアウターを買う理由としては、価格が安くなっていることが挙げられます。出品者も売れなかったアウターと共に夏を迎えたくないという気持ちもあるのでしょう。どうにか売り切りたいという気持ちが見え隠れしていますよね。そのため購入希望者が値下げを依頼しても、受け入れてもらいやすくなります。要するに値下げ交渉を少し強気でできてしまうのです。これが春にアウターを買う理由です。

買う場合何に気を付けるのか?

■「もっと下がる」と思ってはいけない
欲しいアウターの値段が下がっている場合には、まずは値下げ交渉をしてみましょう。先ほど書いたように、ちょっと無理かなと思う値段でも交渉が成立するかもしれません。でも人気のブランドや元々値段が高いアウターの場合には、出品者にも値下げの限度があります。そのため値下げをしてくれないこともあるのですが、ずっと売れないままならば、いずれ値段を下げてくることが多いです。それを待つのも方法の1つでしょう。

ただ自分の他にもその商品を狙っているユーザーがいた場合には、先に買われてしまう可能性も否定できません。フリマアプリは早い者勝ちなので、「もっと下がるだろう」と思っていたら、他の人に買われてしまったということも多々あります。そのため自分なりの購入価格を設定しておくといいと思います。なんとなく株取引のような感じですが、やはり基準を設けるのは購入側として必要なことではないでしょうか。

■保管場所はあるのか?
冬物のアウターを買った場合、着るのは来シーズンになるでしょうから、自宅で保管することになります。アウターは嵩張るので、保管場所があるのかは意外と重要なポイントです。またクリーニングに出した方がいいのかも考えておかなければなりません。放置しておくとカビが生えてしまう可能性もありますからね。クリーニングに関しては、通常のクリーニングでも対応できるのかは確認しておくといいと思います。高級ブランドになると、特別なクリーニングに出す場合もあり、値段も1万円近くすることがあるそうです。そういったアフターケアに関しても、前もって調べておくと安心ですね。

■着るのは来シーズン、定番のモデルがおすすめ
今シーズンに買ったアウターは、来シーズンには「昨年のモデル」になります。流行を取り入れていたり、デザイン性が強い場合には、来シーズンには流行遅れになるかもしれません。そのため定番の型を買うなど、デザインにも注意した方が良さそうです。ちなみに筆者もこの時期に来シーズンの物を買ったりしますが、やはり定番のモデルを選びます。そうすれば流行を考えなくてもいいですし、何より自分が着なくなった時に売りやすいのです。

もちろん出品者のプロフィールや評価の確認も忘れずに

安くなっている価格に気を取られてしまって、出品者の情報を確認するのを忘れてしまうのはよくありません。いつもと同じように評価やプロフィールはしっかり見ておきましょう。フリマのユーザーが増えたためか、トラブルを警戒するユーザーも少なくないようで、プロフィールに取引上の注意点が細かく書かれていることも少なくありません。

基本的には「これをしないでください」という内容ですが、出品者の意向に沿うようにした方が無難です。せっかくアウターが安く買えると思ったのに、トラブルになって後味が悪くなるのも嫌ですよね。気持ちのいい取引になるように、気を付けたいポイントを抑えながら取引をしていきましょう。

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