【新型コロナ】新たに県内20人の感染判明 横浜、川崎、相模原、横須賀

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県内で4日、新たに20~70代の男女20人の感染が判明した。内訳は横浜市5人、川崎市8人、相模原市3人、横須賀市4人。重症者はいないという。県内の感染者は累計238人になった。

 横浜市では市立市民病院(保土ケ谷区)に勤務する20代男性研修医の感染が確認された。既に感染が発表されている20代女性研修医の同僚。40代男性はブラジルに渡航歴があった。

 相模原市では、北里大学病院(南区)に勤める30代の男性内科医が感染。すでに感染が判明している20代女性看護師の濃厚接触者には含まれず、感染経路は不明という。3人のほか、相模原消防署に勤務する50代男性(市外在住)の感染も確認された。市職員の感染は初めてで、現在入院中。市は同じ日の当直者ら28人を自宅待機とした。

 横須賀市の4人には、米海軍横須賀基地に事務職として勤務する30代の日本人男性が含まれていた。一方、40代女性は3月20日、複数の感染が確認されている東京・渋谷のライブハウスを訪れていた。

 川崎市では、20~60代の男女8人の感染が判明した。いずれも軽症という。

 また、横浜市が4月3日夜に発表した新たな感染者12人のうち、幼児2人は30代の父親とともに感染が確認された。母親を含む4人暮らしで、幼稚園や保育園に通っていないという。

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